踏み出せばその一歩が道となる
- 清沢哲夫 -

 

 

東京に居たころは

何年かに一度ドカ雪に見舞われて

そうなると微妙に遠い駅までの道のり

頼みの自転車が大変でした。

普通は諦めて歩くところでも

元郵便屋の意地と誇りがあるもんだから

新雪をかき分けて進むのでした。

 

しかし、本当に大変なのは

昼過ぎとか翌日とか

かなりの同類が踏み固めた(走り固めた)

轍(わだち)が出来てからなんです。

その上を走る分には楽なのですけど

曲がろうと思っても道を外せない(--;

安直にレールを進んだが最後

そこから抜けるのは至難の業なんて

これはまるで人生そのもの、、、

 

なんて思っているうちに

転んでしまうのが常でした