物を知るには、これを愛さなければならない
物を愛するには、これを知らなければならない
- 西田幾多郎 -

 

 

仰る通りだとは思うのですが、

第一印象で嫌な感じを受けて以来

知ろうとも思わない人って多いです。

 

その多くは、過去に嫌な目に遭った誰かと

よく似ているというだけで、

今度の人が同じことをしでかすかどうか

付き合ってみなければ分らないけど、

嫌な目は一度で充分だし

学習して同じ失敗を繰り返さないのは

基本的に合理的な態度でしょう?

人じゃなくて、物でも同じことですね。

 

しかし、この態度でいる限り

案外好い奴だった場合の機会損失は

当然ついて回るわけでして、

それはちょっとくらいの嫌な思いとは

比べようがないほどの損害です。

 

というわけで、

よほど具体的な理由がない限り

些細な痛い目は覚悟で

とりあえずは知ることにしています。

お陰で昨日も

嫌な思いをしましたけどね