どちらかというとオタクで、現代に生きる僕が。
アニメや漫画、または映画で伝えられることもあるだろうと、これを記します。
というか酸欠になるレベルで泣いたので観てほしい、そして感想を聞かせてほしい。
「Violet Evergarden」
一言で言うとアニメ版フォレスト・ガンプ。
「かなしい」「さみしい」「いとしい」「たのしい」「あいしてる」
僕たちが当たり前に手に入れて、当たり前に感じて、ときには煩わしいとも言えるそのこころの色を、白紙の少女と共に追体験させてくれるようなアニメです。
人が亡くなるということ。
誰かに遺されて、誰かを遺して旅立ってしまうということ。
そんな一つ一つの誰かのこころを美しい世界が彩り、彩り…卒業式でもみんなが泣ける!ってとこでもあまり泣けない僕を号泣させました。
少なくとも四季の移り変わりの描写だけで声を出して泣いてしまったのは本当に初めての経験でした。
人を疑うことも、貶めようともしないフォレストのこころに写されて、ジェニーが泣き、中尉が心から救われたように。
彼女のこころもまた、登場人物、そして観ている僕らのこころを動かしてくれます。
「君は自分がしてきたことで、どんどん体に火がついて燃え上がっていることに気づいてない。」
「いつか俺の言ったことがわかる時が来る。そしてはじめて、自分がたくさん火傷していることに気づくんだ。」
人に会い、こころに触れて、人は変わっていく。
むき出しの愛情を、むき出しの悪意を、こころの中を…書き写していく。
泣けなくなって、自分の大切な何かが剥がれ落ちてしまいそうなら。
単純に興味を持ってくれたでもいいし、寝る前に毎日1話ずつでもいいので…。
「Violet Evergarden」
「Violet Evergarden」
せかいをかえる、こころ咲く庭
「Violet Evergarden」
観てください。
さいごのはねつぞーです。
ぼくがつくりました。