こちらは色相環(Color Circle)と呼ばれるものです。
正面にある色が「反対色」で、左右にある色が「同系色」です。
「補色」という言葉を、学校で習いましたか?
赤には緑、青には黄色、といった正反対にある色のことを言います。
「補色」はお互いの色を際立たせる効果を持っています。
たとえばクリスマスの色。
赤に緑ですね。
赤をじーっと見て、その後すぐ、白を見ると、緑色に見えるんですって。
ですって、というのは、私には見えないんです。
見えないのは目に深刻な問題があるそうです。
あらあら、困りましたね。
みなさんは、見えますか?
ともあれ、じっと見続けたあとに、目の中に表れるものを、残像と言います。
残像になる色が補色と定義されています。
「反対色」は、「補色」ほど、厳密に領域が決まっていません。
たとえば「笑う」の対義語は「泣く」ですか?「怒る」ですか?
両方とも、じゃないですか?
そんな具合に、赤の反対色は、緑だけじゃなくて、青もいいと思うんですよ。
いいと思っているのは私だけかもしれませんが。
※この色相環はJIS規格と全く同じではありません。