反対色と同系色 | アトリエぽーぽー

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『アトリエぽーぽー』は、創作を楽しむ絵画教室。
講師あけやまひかるは、お月謝袋やレターセットなど、クラフト製品の販売も行っています。
このブログは、生徒さんと保護者さまへ発信していますが、
絵や工作について、みなさまのご参考になれば幸いです。

反対色と同系色

こちらは色相環(Color Circle)と呼ばれるものです。

正面にある色が「反対色」で、左右にある色が「同系色」です。


補色」という言葉を、学校で習いましたか?

赤には緑、青には黄色、といった正反対にある色のことを言います。

「補色」はお互いの色を際立たせる効果を持っています。

たとえばクリスマスの色。

赤に緑ですね。


赤をじーっと見て、その後すぐ、白を見ると、緑色に見えるんですって。

ですって、というのは、私には見えないんです。

見えないのは目に深刻な問題があるそうです。

あらあら、困りましたね。


みなさんは、見えますか?


ともあれ、じっと見続けたあとに、目の中に表れるものを、残像と言います。

残像になる色が補色と定義されています。


「反対色」は、「補色」ほど、厳密に領域が決まっていません。


たとえば「笑う」の対義語は「泣く」ですか?「怒る」ですか?

両方とも、じゃないですか?

そんな具合に、赤の反対色は、緑だけじゃなくて、青もいいと思うんですよ。

いいと思っているのは私だけかもしれませんが。

※この色相環はJIS規格と全く同じではありません。