色紙の上に絵を描くと、白い紙とはまた違った風合いを楽しむことができます。
色えんぴつは、薄く塗ると、下地が透けます。
そのため、紙の色と色えんぴつの色が混ざって見えるのです。
また、塗り残した部分が、白ではなく、紙の色になります。
どんな紙に、どんな色を塗ればいいでしょう。
向かって左側の鳥が同系色、右側の鳥が反対色です。
ピンクの紙にはピンク色、水色の紙には青色、といったように、同系色の色を使うと、無難にまとまります。
でもインパクトは弱いです。
反対色を使うと、やや違和感があります。
こんな鳥、現実にはいないよね、という感じがします。
でももちろん、現実的である必要はありません。
色紙を使うと、背景を塗らなくても、全体に、温かい感じ(暖色)や落ち着いた感じ(寒色)、明るい感じ(黄色)などを表現することができます。
さまざまな風合いを楽しんで下さいね。
反対色と同系色については、こちらを参考にしてください。