<ビリジャン・ビリジアン>
「ビリジアン」なんて初めて聞く言葉だし、他は「赤」とか「青」とか日本語なのに、どうして緑だけ、英語なの?
しかも「グリーン」じゃなくて「ビリジアン」?
そうびっくりしたのは私だけでしょうか。
今でも、「そこにあるビリジアン取って」なんて言いません。
なかなか慣れない言い方ですね。
三菱Uni72色のセットには、「グリーン」もあります。
ということは、「グリーン」と「ビリジアン」は違う色。
「ビリジアン」はJIS規格で「やや青みがかった緑」と定義されています。
<納戸色(なんどいろ)>
小学生のみなさん、納戸がわかりますか?
家具や調度品など、普段使わないものを、収納しておく部屋のことです。
クローゼットや押入れのことでしょうか。
不動産用語では、ちょっとちがうみたいです。
「部屋の基準に満たないスペース」を納戸と呼び、人が歩き回れるくらいの広さがあり、部屋としても使えるんだそうです。
でも、窓がなくて、天井もいささか低かったりします。
それで、薄暗いんです。
その薄暗さが、「納戸色」です。
<シャルトルーズグリーン>
フランスにシャルトルーズ修道院というところがあり、そこで作られるようになったリキュールの色、なんだそうです。
リキュールって、わかりますか?
お酒です。
みなさんも20歳になったら味見してくださいね。
130種以上のハーブが使われ、ちょっとスパイシーで爽やかな味わいは、日本に伝わってきた時は、お酒ではなく、薬だったんだとか。
日本ではあまり聞き慣れない色名ですが、ヨーロッパでは人気の高い色です。