昼間、友人と新宿で待ち合わせて、絵をお届けました。
夜遅くまでお仕事をしているひとり暮らしの彼女には、夜ごはんのおかずのたしになりそうなものを、おみやげに。
鳥手羽中と大根の煮付けです。
スターアニスの匂いが部屋に充満しました。
私は八角がちょっと苦手。
妊娠して、一番つわりがひどかったとき、中国にいたので。
彼女が選んでくれた絵は、「鍋からおばけ」でした。
昨日は図書ボランティアがあり、図書の先生に、お買い上げ頂いた絵をお届けしました。
先生は「猫男爵」に「一目惚れ」してくださったそうです。
「宮沢賢治が好きだから」
なるほど。
先生の頭に浮かんだのは、「銀河鉄道の夜」でしょうか、「猫の事務所」でしょうか。
いずれにしても宮澤賢治を連想していただけるとは、恐れ多くもこそばゆい。
帰り道、自転車を漕いでいると、鳥に糞を落とされ、腕にびしょっと貼り付きました。
一瞬の出来事。
有無を言わせない出来事。
こういうのを、不可抗力と言うんでしょうね。