おばあちゃんとお散歩をしていたら、雨が降ってきました。
雨宿りに美術館へ入りましょうか。
ケイティには初めての美術館です。
ジョン・コンスタブルの「干し草車」
ドミニク・アングルの「座るイネス・モワテシエ夫人」
ルノワールの「雨傘」
アンリ・ルソーの「不意打ち!熱帯の嵐」
カジミール・マレーヴィチの「ダイナミック・スプレマチズム」
ケイティはこれらの絵の中に入り、モワテシエ夫人とお茶会をしたり、女の子と輪を転がして遊んだり、ジャングルを冒険したりします。
ケイティ、初体験なのに、ずいぶん夢中に絵を鑑賞したんでしょうね。
「上手な絵」はあるけれど、「下手な絵」なんてない、と私は思っています。
また、「上手な絵」よりも「いい絵」の方が、もっといいと私は思っています。
「いい絵」がどんな絵かは、あくまで主観ですが、その絵を見ていて、中に入りたい、と思う絵は「いい絵」の1つだと思っています。