今週から図書ボランティアで、朝の読み聞かせが始るので、本を探しています。
まずは4年生から。
「いつもちこくのおとこのこ ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー」
ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーが、お勉強をしに行くと、マンホールからワニが出てきて、遅刻してしまいます。
でも先生は、このあたりのマンホールからワニが出て来るはずがないと、怒ります。
またあるとき、ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーが、お勉強をしに行くと、茂みからライオンが出てきて、遅刻してしまいます。
でも先生は、このあたりの茂みからライオンが出て来るはずがないと、怒ります。
またあるとき、ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーが、お勉強をしに行くと、高潮にさらわれ、遅刻してしまいます。
でも先生は、このあたりに人をさらう高潮なんてあるはずないと怒ります。
あるとき、ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーが、お勉強をしに行くと、なにも起こらなかったので、遅刻しませんでした。
でもそのとき、先生は、けむくじゃらのゴリラに捕まり、屋根の上にいました。
先生はジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーに助けを求めますが、
「このあたりにけむくじゃらのゴリラなんていませんよ」
と、涼しい顔。
お話も面白い上、谷川俊太郎さんの訳が素晴らしく、読み聞かせに最適です。