かつてこれほどまでに、盛り上がった講習があったでしょうか。
私「今やっているところまでで、終わりにしますよー」
生徒さん「えー！ あと１５分ある〜」
私「今やっているところまでで、終わりにしますよー」
生徒さん「えー！ あと１０分ある〜」
アトリエぽーぽーの１コマは５０分なんですが、誰ひとりとして、そう思っている人はいません。
１時間だと信じてる（笑）
私「今やっているところまでで、終わりにしますよー。１時間過ぎましたよー」
生徒さん「今日は宿題ないから、もっとやる〜」
そんなに名残惜しんでくれて、嬉しい。
何がこんなに盛り上がったかといいますと、あぶり出しです。
テキストはこちら。
生徒さんたち、あぶるのが楽しいみたいで、絵を描いているというより、理科の実験感覚？
でも私は、生徒さんたちが、あぶっている間に、よそ見をしたり、おしゃべりに夢中になったりするので、ひやひや〜でした。
なんとなく、煙が立ち込めているし。
なんとなく、焦げ臭いし。
実際、焼けたし
火災報知器が作動しないように、空気をぱたぱた。
生徒さん「火災報知器がなったら、どうするんですか？」
私「さんまを焼いていました、って謝る」
「部屋であぶりだしをしないでください」なんてマンションの広報に書かれたら恥ずかしいですもん。
生徒さん「あー、暑い」
ほんと。
暖房を消しました。
小学５年生、Ｉくんの作品
きれいに浮き出ました。
が、「Ｉくん、これ、絵じゃなくて字だけど？（笑）」
そう言うと、たちまち絵を描いてくれました。
さすが、絵が上手ですね。
小学５年生、Mちゃんの作品。
あぶり出しは、絵ももちろんそうですが、あぶり具合いで味わいに差がでます。
濃すぎず、薄すぎず、焦げ跡がつかないようにあぶるのは、なかなか難しいのですが、Mちゃんは全作品、成功しました。
小学６年生、Kちゃんの作品。
よくこんなに描き込めますね。
液汁が透明なので、自分で描いているのが見えないんです。
そのため、複雑な絵は描きにくいのですが。
小学２年生、Rくんの作品。
でも最後はシボレーのエンブレムができましたね。
濃いあぶり出しが男らしい！
小学２年生、Yちゃんの作品。
Yちゃんのイニシャルと、草原の絵。
どことなく、ほのぼのとした、いい絵ですねー。
小学６年生、Sちゃんの作品。
ペンギン、可愛いです。
終わった後も、「あー、楽しかった」と何度も言ってもらえて、光栄です。
なにより、怪我や火傷がなくて、ほっとしました。
もっとたくさん作品があったのですが、１５枚までしか掲載できないので、全部ご紹介できずに、ごめんなさいね、生徒さんたち。
Ｉくんがお家で描いてくれた、フェラーリの鉛筆画。
すごいでしょう？
細部までそっくりに描いてありますし、陰影も光沢もきれいに出ています。
友人が、「アトリエぽーぽーの生徒さんたちに」と香港からお土産を買ってきてくれました。
可愛いパンダ！
しかし中を開けると…。
香港のパンダ、目がつり上がっていて可愛くない（笑）
Tちゃん、お土産ありがとうございました。
いつもアトリエぽーぽーへのお気づかい、ありがとうございます。