ピアニストである、友人和気直子さんのライブに行ってきました。
北新宿のライブハウスで行われたそれは、ジャズあり、クラシックあり、バンドあり、歌あり、の人気アイテムを集めた福袋のような企画。
「魂の抜け殻になるまで弾く」
という直子さんの演奏、どれほど楽しみにしていたでしょう。
実際、直子さんにとっては、魂が抜けるほどの熱い演奏だったのでしょうけれども、観る者、聴く者には、あくまでも優雅に、しなやかに、さりげなく、きらきらと、しみじみと、じーんと、静かに心にしみるのでした。
音楽のことはよくわからないのですが、直子さんの演奏は、深い海の中にいて、海面のきらきらを見上げているみたいな、そんな感じです。
その向こうに、はてしなく、輝くものが広がっている。
ところで、実は直子さんとは、来年の秋、ふたりライブをしようと計画しています。
ついに私も歌って踊ります!
乞うご期待!
というのはウソで。
直子さんの演奏に合わせた絵を描くのですが…。
果たしてあの素晴らしい演奏に匹敵するものが描けるのでしょうか。