おかげさまで無事に『ふたり展』を終了いたしました。
期間中、忙しくてブログを更新する時間がありませんでしたが。
なぜかいつもよりアクセス数が多い!
記事してくださったり、リブログしてくださった方々に、心よりお礼申し上げます。
どうもありがとうございました。
真理子さんを敬愛・崇拝する多くの方々と、私の義理堅い友人、生徒さんのおかげで、連日狭い会場はいっぱいでした。
だいたい、このくらいの方が見えてくださるかな、と思っていた予想数をはるかに上回ったのは、真理子さんご自身もご存知なかった、真理子さんファンの方々が遠くからもいらしてくださったからです。
真理子さんの作品は、1枚を仕上げるのに500時間もかかるような繊細な刺繍やレースです。
作品の写真があればご紹介できたのに、撮る余裕がなく、なんという不始末!と忸怩たる思いですが。
どうぞこちらのブログをご覧ください。
が、真理子さんはとても奥ゆかしく謙虚な方で、実物を見て写真より劣るとがっかりされては困ると、ぼんやりした写真したお載せしていないので、ブログをご覧頂いてもその素晴らしさは伝わらないかもしれません。
当日、訪れた方々が、「もうため息しかでない」とみなさんおっしゃっていました。
私から見てもそうですが、その道の方々から見ると、神の君臨だそうです。
私たちにとって、布の差と言えば、柄、色、素材、くらいですよね。
でも真理子さんの刺繍の世界では、1センチの中に糸が何本あるか、が非常に重要らしいです。
その目を拾いながら刺すそうです。
細かい刺繍をするには16本くらいが必要で、生地の目が細かくなれば、当然糸も細いものが必要になります。
「今は廃盤になったけれど、これは◯番の糸で」
かなりマニアックな世界でした。
真理子さんが、テーブルクロスは、本来、テーブルの上に敷き、そこへものを載せるものだとおっしゃって、真理子さんの作品の上に私の作品を並べさせて頂くという、王妃様のおでこに接吻させていだくような光栄に浴しましたが。
刺繍をご覧になりたい方にとって、私の作品は邪魔ですよね(笑)
「どうぞどうぞ、どけてください」と言うと、作品をどけて、じっくり真理子さんの刺繍の写真を撮られていました。
そんなわけで真理子さんはあちこちから質問攻めにあわれていましたが。
私のほうは、絵以外に刺繍もあったのですが、「縫い目が1ミリ以上あれば私の作品で、1ミリ未満は真理子さんの作品です」で、すべて語り尽くせました。
真理子さんは、刺繍やレースの他に、展覧会のためにいくつか作品を特別に作ってくださいました。
こちら私の絵。
こちら真理子さんのフィギア。
こちら私の絵。
こちら真理子さんのフィギア。
そしてこれもちゃんと写真に撮らなかったのですが、ダンボールに布を貼って作った天蓋付きベビーベッドです。
譲り受けて我が家に飾る予定ですので、後日写真に撮ってアップ致します。
裏側に貼ってある布の絵は私が手描きしました。
本当にありがたい、夢のようなコラボです。
末筆ながら、素敵な会場をご提供くださったギャラリー・アンさんに、深くお礼申し上げます。
とてもご丁寧にご親切にしてくださいました。
ギャラリー・アンさんのHPはこちらをご覧ください。