小学1年生チョコちゃんの講習日。
チョコちゃん「いいものと、ふつうのものがあるんだけど、どっちからみる?」
私「じゃあ、普通のもの」
と言ったら、チョコちゃんが描いた絵本を見せてくれました。
え!?
これが普通なの?
すごすぎるんだけど。
『すみっこぐらしのおはなし』
見てください、このジョウロからお水が出ているところ。
お花やサボテンもとても可愛い〜。
すみっこぐらしのキャラクラー(エビフライのしっぽ風)の表情もすごくいいですね。
「あるところにすみっこぐらしの町がありました。
その町に、いろいろのすみっこぐらしがすんでいました。」
ここは描くのが大変だったので、下敷きを貼ったそうです(笑)
この下敷きは、大好きな保育園の先生がホワイトデーにくれたんだよね〜?
「あるときふつうの町にゲームセンターがありました。
女の子がゲームセンターにやってきました。中に入るとすみっこぐらしのゲームがありました。それを買ってくれました。
そうすると、あなたはだあれとしゃべりました。」
すみっこぐらしの町ではなくて、普通の町、ということですね。
UFOキャッチャー!
とても上手に描けています。
色合いもきれいです。
後ろ向きに立ち、ちょっと首をかしげている女の子も可愛い。
この画力。
「しゃべられて、私はうれしかったです。
と女の子が引き返すと、すみっこぐらしはにこっと笑いました。
女の子が言いました。友だちになろう、と言いました。
そしたらまたにこっと笑いながら、いいよと言いました」
「でもそのある日、女の子が大事にしないから、お母さんに捨てられてしまいました。
その日はゴミ収集車がやってきました。りんちゃんと女の子は離れ離れになりました。」
お友だちになったのに、大事にしないから、いきなり捨てられちゃったりんちゃん!
(笑)
このゴミ収集車、上手ですね〜。
そうそう、後ろのほうが、こんなふうになっていますよね。
そしておじさんの横にあるゴミ袋には、りんちゃんが、ちゃんと描き込まれています。
「その夜、女の子とりんちゃんは離れ離れになり、りんちゃんはしくしく泣きました。
そしたら、がんばるぞ、という声がしました。
りんちゃんは、ゴミの中から脱走し、道路からよちよちと歩き始めました。」
脱走したんだ!
(笑)
りんちゃん、泣きながら歩いていますね。
ちなみにここは住宅街なので、道路の制限速度は30キロだそうです(笑)
「やっと、女の子のおうちにたどり着きました。
中に入ると、女の子とベッドに入りました。」
「そして朝になりました。女の子がベッドから起きました。そうすると、りんちゃんが女の子が起きるのを待っていました。女の子は泣きながら、りんちゃを抱きしめました。
女の子は、学校だから、りんちゃんを置いていき、元気にお友だちと行きました。
おしまい」
いやあ…。
絶句。
すごすぎる。
チョコちゃん、本当に小学1年生?
私「チョコちゃん、これ、描くのにどのくらいかかったの?」
チョコちゃん「うーん、夜?」
私「一晩でできちゃったの? ひかる先生だったら1週間くらいかかるけど?」
チョコちゃん「ママがおふろあらっているあいだに、かいたの。いつもはあたしがあらうんだけど、えほんかきたかったから、ママがあらってくれたの」
私「いつもチョコちゃんがお風呂洗うの?」
チョコちゃん「だいたい」
びっくりした。
どうやったらこんな子が生まれてくるんだろう…。
チョコちゃん「じゃあ、つぎはいいものね」
チョコちゃん「これはくびから、かけるの。ネックレス。こっちのおおきいのがママので、ちいさいのが、ショコラちゃん(妹さん)の」
私「わあ、すごいね! これもチョコちゃんが考えたの? ショコラちゃん、喜んだでしょう?」
チョコちゃん「ううん、くびにかけてあげたら、やーめーてー!っていって、とっちゃった。「あたしぽぽちゃん、ねかしつけているだから、やーめーてー!」って」
(笑)
チョコちゃん「これ、なにでできているか、わかる?」
私「ラッピングタイ?」
チョコちゃん「ううん、モール」
と言って、お家から持ってきてくれたのを見ると、たぶんこれはラッピングタイ?
モールって、もこもこしているんじゃなかった?
でも、モールってことでいいね。
というわけで、今日はモールでいろいろ作って遊びました。
とチョコちゃんが言ってくれたので、他の生徒さんもやってみましょう。
ありがとう、チョコちゃん。