絵本(Kちゃんのワンレッスン) | アトリエぽーぽー

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『アトリエぽーぽー』は、創作を楽しむ絵画教室。
講師あけやまひかるは、お月謝袋やレターセットなど、クラフト製品の販売も行っています。
このブログは、生徒さんと保護者さまへ発信していますが、
絵や工作について、みなさまのご参考になれば幸いです。

おなじみ、

『リトミック・ピアノ教室 音楽スペースHoihoi♪』ゆみ先生の長女Kちゃんが、ワンレッスンを受けにきてくれました。

 

Kちゃんは音大生。

選択授業の美術の課題で絵本を作ることになりました。

下絵はできたのですが、先生に、

「色鉛筆は重ね塗りするように」

と言われ、どういう順番で重ねるんだろう、

とKちゃん、戸惑ってしまったそうです。

 

そのとき、

 

「ひかる先生がいるじゃない」

 

ゆみ先生、思い出してくださってありがとうございます。

 

そうです、私がいるじゃない(笑)

 

という経緯で、ワンレッスンを受けてきてくれたのでした。

 

 

あらかじめLINEで下絵を送っていただいたのですが、

上手でびっくり。

教えられることがあるのかな?

 

お話もかわいくて、字も上手で、クオリティ高い〜。

音大生なのに、美術も得意なんて…。

 

 

 

さて当日。

色鉛筆100色の他に、水彩色鉛筆、パステルなどもご用意して、Kちゃんをお待ちしました。

ちょっと緊張するなー。

だってKちゃんはゆみ先生に瓜二つの美人さんなんです。

 

でもとーっても素直で、はいはい元気よくお返事してくれるので、大学生になっても可愛いなーと思いながら、リラックスしてレッスンができました。

 

 

まず1枚目です。

 

これが、

 

こうなりました(まだ途中)

 

最初に、桜の花びらをちょっと描き足してもらいました。

全体をピンクで塗ると、桜2つではちょっと寂しいからです。

そして、水彩色鉛筆で、ぼかしながら塗る練習をしました。

 

次にパステルで空を塗りました。

コットンを使って、広い面積を淡く塗ります。

風が吹いているように塗れましたね、上手〜。

 

おにぎりは、お皿の部分をちょっと描き足してもらいました。

マットには模様をつけて、周りに草を描きました。

 

一番難易度が高いのは木の幹です。

ペンで筋をつけてもらってから、4色の茶系色鉛筆を重ね塗りして、立体感を出しました。

 

あとのお団子やコップは、おうちで好きな色を塗ってくださいね。

 

 

2枚目は花火の絵です。 

 

これが、

 

こうなりました。

 

まず花火に色を塗る部分(輪郭)を描いてもらいました。

さらに火花を2倍に増やしました。

水彩色鉛筆で濃淡をつけ、水で伸ばします。

 

ヒュ〜ドン!

は上からサインペンでなぞりました。

 

セミは、翅が透けてみるように描く練習をしました。

 

そして桜の木で描いたように、幹を描きました。

 

夜空はパステルです。

パステルも1色ではなく、2色以上重ねたり、混色もできます。

 

 

あとは、

スイカの色の塗り方、

どんぐりの「ハイライト」の付け方、

雪の影の付け方、

七輪の炎の描き方、

玉入れの網の描き方、

おしまいのページの描き足しと背景

 

などを学習しました。

 

 

Kちゃんはとても習得が早くて、

桜の木を描いたら、ひとりでいちょうの木が描けましたし、

スイカを描いたら、ひとりでさつまいもが描けました。

 

 

そうして、おうちで早速、続きを描いているそうです。

 

 

かぼちゃの色、いいですねー。

ぶどうも重ね塗りができています。

 

 

仕上がりが楽しみです。

 

 

 

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