気温がいよいよ下がり、冷えてきましたね。
幼稚園のママさんが、
「手がカサカサー!」
と言ったのを聞いて、
自分だけじゃないんだな、
普通肌の人も乾燥する時期に入ったんだ
と思いました。
私も乾燥するようになりました。
脱ステは初めてなので、初めて知ったんですが、
夏と冬はこんなも違うものなのかと!
よくなってた手が、びみょ~に悪化した部分も。
だいぶよくなったので、水を素手で触る勇気もでてきて
そのこともあると思いますが。
さて、アトピー治療で「脱保湿」はよく聞くワードです。
脱ステしてみて、思うことがあったので書きます。
結論から言えば、
「無理して脱保湿することないと思うよ」です。
脱保湿も目的は、下がってしまった自分自身による保湿能力を再起させるためだと思うのですが。
脱ステを指導されてる先生で、脱保湿も行っている先生も多い中、言っていいものかとも思いますが、個人の感覚なので・・ちなみにエビデンスとかあるわけでなく、個人の体感による話です。
↑この先生方が、どのように脱保湿を指導されているのか、具体的な中身まで知りませんので、あしからず。
まずは患部の皮膚の状況をよくよく見てみることですね。
掻き壊してグジュグジュで、肉が見えているような患部なら保湿NGです。
(保湿したくとも滲みて塗れないと思いますが)
角質層がない部分に保湿する意味はないと考えます。
それよりも栄養たっぷりの浸出液を炎症部分に固めて治癒を促すべきです。
なのでできるだけ無意味な掻破はしないこと。
アトピーさんあるあるだと思うのですが、掻き癖ってありますよね。
イライラしたりしてて無意識に掻いちゃう。
そしてカサブタを剥くのがけっこう気持ちいいんですよね、あれは。
ついついやっちゃいます。
そういうのをできる限り我慢する。
個人的には気を紛らわせられる趣味があるといいと思います。
やめてほしいのは、「毒だし」と思って、むやみやたらに掻き壊すことです。
脱ステ初期の私がそうなんですが、掻いて浸出液をだせば出すほどいいっていう考えです。
今思えば、あれはちょっと宗教的というか・・・以下、省略ww
ふつうに痒い分は掻いていいと思います。
次に、炎症があっても、角質層ができている場合。
個人の体感によりますが、塗って滲みたり不快感がないなら塗っていいと思います。
ただし、合成界面活性剤の入っているものは使わないこと。
合界は、細胞間にある細胞間脂質を溶かしてしまい、肌本来の保湿機能を壊します。
そしてポリマー(ビニールのようなもの)で水分を保持しようとします。
これでは本末転倒です。
単純なオイルがいいと思います。
できれば動物性脂質。ラードとか馬油。
ヒトと脂肪酸組成が似ています。
炎症のピークが過ぎ、乾燥期に入ったら保湿していいと思います。
ここが脱保湿の考えと違うのかなーと思いますが、炎症がまだ残ってるのに保湿機能の回復までも狙うのは、ちょっとよくばり過ぎなんじゃ?と思います。
そんな、なんでもかんでも一気に回復しないだろーというのが個人の感想です。
それよりも、保湿して乾燥を防ぎ、乾燥からくる痒みや皮膚の無駄な亀裂を軽減して、治癒を促すほうに専念したほうがいいと思います。
手の湿疹がピークを過ぎた後しばらくまでは、脱保湿の考えで何も塗っていませんでしたが、試しに塗るようにしてみると、痒みも和らぐし、乾燥で入る亀裂も少なくなってよかったんですね。
保湿したほうが回復が早かったと思います。
炎症がわずかでも残っていると、それは皮膚としてきちんと出来上がってない状態ですよね?
それで毛穴からちゃんと皮脂が出てくるものなのか、かなり疑問です。
そして炎症が落ち着いてしまってから、脱保湿するなり、自分自身の保湿機能回復を狙えばいいんじゃないかと思います。
これにも思うことがあって、アトピーさんは「先天的にセラミドが少ない」ともよく言われますよね。
遺伝的に保湿能力がない人が、脱保湿をしたからって、ふつうの人の肌と同じ肌になるのでしょうか?
ここはある程度、自分の体質だと割り切ってケアしてあげるほうがいいんじゃないかと思います。
ずっと脱保湿じゃなくて、ときどき肌断食するとか
セラミドサプリ飲んでみるとか
(効果のほどは知りませんけど)
あとはなんだ・・・
自分がまだこの段階じゃないと思ってるので、対策はあまり考えてませんが。
ずっと自然療法で治したいと考えていた私がサプリを飲んでみるようになったのは、こういう考え方の変化からなんです。
自分の遺伝的体質を認めること。
サプリは天然型じゃないとか、製造過程とか、ちゃんと調べないといけないことはわかってますが、全て調べ上げてから始めようと思ったら、他に気になることはたくさんあるし、たぶん寿命終わっちゃうのでやってみながら考えてますww 効果なかったらやめるだけだし