前払費用について その3 | atsushimatsuzakiのブログ

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簿記2級を独学で勉強しています。
勉強した範囲を出来るだけ分かりやすく書いているつもりです。
よろしくお願いします。

今日は午後から面接なので、簿記の勉強はブログでやります(サボり)

今回も前払費用関連です。

継続的に役務の提供を受けるものは「前払費用」になりますが(NPのコメント参照)、例えば3年分の広告宣伝費などをニコニコ現金一括払いした場合の仕訳を見ていきます。

突然ですが、「前払~」と名が付くものは「資産」となりますが、資産には
「流動資産」と「固定資産」
の2つがあります。

どうやって区分するか?というのに、「1年」という基準があります。

ざっくり書くと、
・1年以内に現金化されるものは「流動資産」
・1年を越えて現金化されるものは「固定資産」
となります。

ややこしい場合は、「すぐにカネに換えられるか」という見方でいいと思います。
ちなみに「負債」にも「流動負債」と「固定負債」がありますが、考え方は資産と同じです。

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前置きが長くなりましたが、今回の本題である「長期にわたる費用を一括払した場合」についてですが、仕訳の際には「長期前払費用」という勘定科目を使用します。

その勘定に、先に払ったカネを全額放りこんで、あとは今年の費用を充てていく(資産を取り崩す)わけです。

文章では分かりにくいかと思いますので、仕訳と図を書くとこんな感じになるかと思います。

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今回はこの辺で。