【イギリス・ケンブリッジ2年目】ランニングレッスンと夫のケンブリッジ流育児 | 中島彩オフィシャルブログ「走ろう!彩と。」Powered by Ameba

【イギリス・ケンブリッジ2年目】ランニングレッスンと夫のケンブリッジ流育児





第一回ケンブリッジランニングレッスンが無事終了しました。
ウォーキングを重視したレッスンでドリルなども含めて行いました!参加者は、秋の風を感じながら楽しんでくれましたよ。次回は来週の月曜日です!

 


さて、ランニングレッスンの間、息子はどう過ごしているのか?と聞かれます。息子は夫に預けています。生まれてまだ2ヶ月半ですが、夫は授乳以外の全ての育児と、調理以外の全ての家事をしてくれます。夫の最大の協力のおかげで、私はランニングなどの仕事や趣味に打ち込むことができます。このまま行けば、私がフルパワーで仕事し家族を支えられるが日が来るのも近いと思っています。
ちなみに、産後ウツと言う言葉を聞きますが、私は特にありませんでした。もちろん人によるとは思いますが、私の場合は夫の助けあってこそ、このように元気に居られていると思います。


もともと夫は、周囲の男性陣から「私も育児や家事などしなかったんだから、●●(夫の名)は絶対しない。男の役割、女の役割があり、女が子供を育てないといけない」と言われていました。その期待を逆に吹き飛ばし、しっかり育児をしてくれています。私は感謝でいっぱいです。が、ケンブリッジには男性が子育てに参加する文化が根付いているため、夫は目立つことなくベビーカーを街中で押し、ショッピングセンターのトイレでオムツを替えています。

 

ケンブリッジに住む、あるパパの話をします。ドイツ人とイタリア人のご夫婦です。とっても元気な1歳の双子を共働きで育てています!
ケンブリッジ大学の研究者である旦那様。奥様の産後は育休を5ヶ月も取得したとのこと(この期間旦那さんは無給)。 今も週4日に限定して働き、平日に時間を取って育児をしており、奥様はほぼフルタイム働けているそうです。
家庭に優しい旦那さんと、彼の職場の理解に感動した私でしたが、さらに度肝を抜かれました。彼は「イギリスは育児に理解が薄い。ドイツなら有給で育休を14ヶ月くれるんだ」と言うのです。ドイツ、、、凄過ぎます。

 


そう考えると、前述したとおり、「男は子育てなんかしない」と言い切ってしまう男性が、まだ日本に居るというのは、悲しい現実です。日本がいかに育児後進国であるか考えさせられます。


夫婦が認めあい序列をつけず、働き育てる。秀才集うケンブリッジでの育児のあり方を垣間見、私は感心しています。日本に持って帰るお土産が、また一つ増えそうです。