こんばんは
管理栄養士&フードコーディネーター&野菜ソムリエのコーゲヨーコです。
今日は、海外のお客様のおもてなしについて(コーゲヨーコ流)
コーゲヨーコは英会話が苦手
英語がしゃべれるようになりたいという願望はあっても、どれだけ多くのお金を投資しても、コーゲヨーコの耳は受け入れず、コーゲヨーコの脳は英語脳にならなかった
今でも99%を日本語とジェスチャー(ほとんど無駄な動き)ですませている。
1%は「エクスキューズミー」と「アイムソーリー」・・・情けない
海外のお客様をお迎えし、お食事を提供する仕事が年に何度もあるというのに、どうしたものだろうか
宗教や習慣、食文化の違いで全く食事が合わないと、お客様をガッカリさせてしまう。
そんなとき「どういう食事や料理法だったら召し上がれますか?」とコミュニケーションも兼ねて、英語で聞けたらどんなに素晴らしいだろう。(しかもカッコいい!)
いつも通訳の方に間に入ってもらう。
前にわからないくせに、ちょっと調子にのって
「パードンミー?」といって大恥をかいたことがある。
そしたら相手がより詳しく親切にゆっくり話してくれているんだけど、それさえもわからず、申し訳なかった。かえって迷惑をかけ、信用を失ってしまった。
長期の滞在(1ヶ月くらい)で、全く日本食があわない(食べるつもりもない)方の食事は、通訳の方を間にはさんで何度も何度も質問し、コミュニケーションをとるようにしている。
そういったことで信頼も生まれ、むこうから
「ありがと」とか「こんにちは」と声をかけていただくと、とても嬉しい
昨日今日の2日間「モスレム食」で「オードブル」でという依頼をいただいた。
この2日間、彼らをガッカリさせたくない。
「おいしさ」は「味覚」ではなく実は「視覚」が80%を占めるらしく、次に「臭覚」「触覚」「聴覚」と続き、「味覚」はわずか1~5%に過ぎないらしい。
暗闇の中では何を食べているのかわからないように、「味覚」は「味がよい・悪い」はいえても「おいしい」と感じるのは、視覚をはじめとする他の感覚が働いているからこそといえる。
だったら、パッと見て一瞬で「もてなされているんだな」とわかっていただくしかない!(英語が話せないからね)
でもテーブルコーディネート(テーブルクロスや食器)にお金をかけられないし、それでも心をこめて、手をかけて一生懸命にセッティングしたの、写真でわかるかな?
「モスレム」食なので、基本的には「肉類」は食べないけれどスタッフの方の中にはそうでない方もいるので、鶏肉料理には「CHICKEN」の表示も。
「モスレム」食は「低コレステロール食」
哀しい想い出を思い出す。
昨年夏、「カプサパーティー」に参加して「カプサ」という料理を教わった。
これでおもてなしができると思い、「明日カプサを作ります」といったらとても喜んでくれて楽しみにしてくれていたのにコーゲヨーコは失敗。
「おじや」みたいになってしまったことがある。
彼らは超弱い火でゆっくり2時間くらいかけて煮込むのにコーゲヨーコは気が短いから待てなかったの。火加減がむつかしいのと、時間に余裕を(心にも)持たないとダメみたい。
そんなおじやみたいにくたくたになった「カプサ」を彼らは残さず食べてくれました。
私はひたすら手を合わせ
「ソーリー、ソーリー、アイムソーりー」と(それしかいえない)何度も謝りました。彼らは、
「ごちそうさま、サンキュー」と笑顔で、手を振ってくれた。怒っている人は1人もいなかった。
中には、私に「秘伝のスパイス」みたいなものをくれた人も。私は泣いたよなんていい人たち。
通訳の人にも私が謝っていたと伝えてほしいといったら、
「彼らは私が「カプサ」を作ってくれたというだけで、とても嬉しかったようですよ。」といってくれた。
何がいいたいかというと「料理で気持ち」が伝わるってこと。例え失敗しても。言葉も国境もない。
だから料理に「愛」を込めたい。
最後に「カプサパーティーで教わったサラダ」
材料 きゅうり・サニーレタス・人参・トマト
(ドレッシング)オリーブオイル・レモン汁・塩・ブラックペッパー
作り方 野菜はサイコロ状に切る。
ドレッシングを作り、野菜とあえる。(レモン汁はたっぷり)
さっぱりして、おいしい。「モスレム」食ではよく「オリーブオイル」をかけて食べる。ヘルシー。
試してみてください。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
ランキングに参加しております。
大変恐縮ですが、クリックをお願いいたします。3つあります。