どーもー!!!
超絶怒涛のストリートナンパ師〜〜〜!!!
商店街!!
歩道橋!!
歩行者天国!!
す〜べてのストリートの生みの親ァァァ!!!
人呼んで、七福神8人目の、ストリートの神!!!!
ストナンを愛し!ストナンに、愛されたおとこおおおおおおおおおおおぅ!!!
そう、この、
オレこそはーーーーーッッ!!
、、、たとえこの身が朽ち果てようと!!!
ナンパを求めて命を燃やし!!
燃えた炎は星となり!!
見る者全てを、笑顔に変えるーーーーー!!!
みんなご存じ!
この!
オレの名はぁぁぁぁッッッ!!!!
サンシャイイイン!!!
アディ....
...ダスのスタンスミスをォォォォ!!!
最近好んで履いてまァァーーーーす!!!!!
今世紀最大の、ナンパグラディエーター!!!
生まれてきた瞬間から!!
グダ崩しをしていた男ーーーーッ!!!!!!
そう!
この!
オレはァァァァ!!!!!
最強無敵のストリートナンパ師!!!
あの!日本一のアディオスを決める大会、
アディ-1グランプリ!
セミファイナリストーーーーーーッ!!!!!
すべてのフリーターの中で、最も正社員に近いおとこおおおおおおおおおおおッッ!!!
皆さんお待ちかね!
そう!
この、オレはァァァァァァァァァァー!!!!
〜某日〜
オレはハンドルを巧みにあやつり、即キープ激モテ号を目的地へ走らせていた。
「今日はあの人に会える...」
その思いがアクセルを踏む足に力を入れさせた。
そう、今日はある人との初合流の日。
いま、関西だけでなく、全国をその独特のバラエティセンスで賑わせている、あの男だ。
オレは彼のブログを見てから、是非会いたいと思っていたのだ。
そんな人物に、今夜、会える。
場所はミナミ、説明しなくても分かると思うが道路がテメエのばあちゃんの乳輪ぐらいドス黒い、そんな街だ。いそいそと激モテ号をゴミ溜めみてぇなパーキングにバックで奥までブチ込み、駐車券を薄汚れたジーンズのポケットにファックした
※blog構成上の演出です。実際には無くさない様に丁寧にぽっけに入れました
寄ってきた客引きのデカイケツに蹴りを一発入れてバーボンを煽りながら葉巻をふかしていると、
※演出です
通りの向こうからこちらを見る男が目に入った。
よく見えなかったが、オレは何故かその男が待ち合わせていた合流相手だと確信した。
期待に胸を弾ませて、口元には笑みが浮かんでいた。
ついに会える。
思わず歩みを早めた。
数ヶ月前から、機会があれば会いたいと思っていたのだ。
合流申請を快く受けてもらえた時、ガッツポーズした。
特に、その人のよく使う「宝石箱」というフレーズが好きだった。
好きでよく真似をしていた。
そう。
あの男だ。
お茶の間を賑わせている。
あの。
グルメリポーター。
彦摩呂に。やっと会える。
ふと顔を見ると、そこにいたのは彦摩呂ではなく
「ひこまる」だった。