パンチショット | YASUBLOG!

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バスフィッシングを軸に人生が回る、JBマスターズプロ伊藤康晴のブログ

バスプロ選手権からクラシックまで、とあるリグで40~50本のバスをキャッチしました。

本当はナイショにしておきたいくらい良く釣れた。


それはパンチショットリグなんですが、
もともと河口湖の放流は得意で、それなりにスタイルを確立していた僕にはなかなか衝撃的で、新たな扉を開いたと言えるほどでした。



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本来ならばダウンショットを使用するところでしたが、リーダーがあるぶんトラブルが多く効率が悪い。
ウィードは絡むし、ライトラインはチェックに気を使う、リグり直しにも時間がかかります。



一方、パンチショットはシンプルゆえウィードの絡みも少ないし(ダウンショットより)、ベイトタックル使用ならライトラインほど気を使わない。
作ってさえおけばリグり直しもラインを一回結び直すだけでいい。

吸い込みの弱い放流バスには不向きと思われがちですが、ウィードの奥で食ってくるバスは比較的ガツガツと食ってくるので問題ありません。
もちろん毎回通用する訳じゃないので、そのときのバスの性格を見極めて判断する必要はありますが・・・

更に、全てのバスはフッキングと同時にゴリ巻きで抜き上げるのでネットなんてもんは一度も使ってません!
かなり効率的!


今年の河口湖はウィードが少なかったので、このリグの必要性は薄いように感じる人もいたかもしれません。
しかし、部分的に濃いウィードが存在しそこにバスが集中したこと、ウィードが枯れ始めて絡みやすかったこと、限られた時間で究極の効率が求められたことを考えるとパンチショットが最適でした。



今回のタックルは
デルタロッドブランドDL-C610MHにFCスナイパー12ポンドの組み合わせ。

本来、巻き物に最適なC610MHですが、こんな釣りにも活躍してくれました。
選手権の時、濃いウィードに巻かれてしまった時にかなりヤバかったんですが、ロッドパワーを信じて強引にリフトしたらバスが藻ダルマになって上がってきました。
デルタLPDの本質を感じた瞬間でした。