『フレンチアルプスで起きたこと』 | Baum 香り三昧 

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'13.01月より、卵巣ガン、腹膜播種
術後・転移再発により、がん性腹膜炎 →'14.08に、オストメイト
'16.03月に腸管破裂で末期がんとなり、4月から 在宅療養となりました
今度は、両足が 深部静脈血栓症
これからも、小さな愉しみをいっぱい見つけながら暮らしていきます☆



「フレンチアルプスで起きたこと」
FORCE MAJEURE(英語)/Turist(フランス語)/フランスでは“Snow Therapy”というタイトルで公開
2014年スウェーデン/デンマーク/フランス/ノルウェー合作
1時間58分


見どころ:フランスのスキーリゾートに休暇で訪れた
スウェーデン人一家が経験する家族の危機を描く人間ドラマ。
ある出来事をきっかけに一変する家族の関係を活写し、
第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞した。
監督は、第24回東京国際映画祭最優秀監督賞受賞作
『プレイ』などで注目を浴びたスウェーデンの新星リューベン・オストルンド。
本能的に取った行動から妻子の信頼を失い、
休暇の残された時間の中でバラバラになった家族の絆を取り戻そうと
あがく主人公の姿が痛烈。

あらすじ:フランスのスキーリゾート地にスウェーデン人一家がバカンスにやって来る。
山際のテラスで昼ご飯を食べていると、
突如ごう音が鳴り響き目の前の斜面で雪崩が発生。
大事には至らず家族は無事だったが、夫トマス(ヨハネス・バー・クンケ)が取った行動により
頼れる理想のパパ像は崩れ去り、妻と子供たちの反感を買い家族はバラバラなってしまう。





映画評論家の町山智浩さんがYouTube
「フレンチアルプスで起きたこと」を
町山智浩たまむすび 』で紹介されていたのを聞いた時から
ずっと気になっていた作品です

長年連れ添った夫婦、子供連れの夫婦、不倫中のカップル
バカンスを楽しむためにやって来た人たちは、様々でした。
その中で、プロが起こした雪崩の発生により、
あるスウェーデン人一家の、
ご主人がふと取った咄嗟の行動が、『君ならどうする?』と
その友人たち夫婦、カップルにも一石を投じてしまう。

カンヌ国際映画祭の「ある視点」
部門審査賞受賞作品というのが納得

奥さんは、我慢の紐が切れてしまったかの如く
毎日くどくど許す素振りもなく、怒ってばかりで
終いには、ご主人のほうが慟哭
子供達を不安がらせる程に、泣きます

そして作品の最後には、またちょっとした事が起こるのですが

あー
怖い
心理的に怖かったですねびっくり

この奥さんは、つい自分自身も、
ご主人と同じことを咄嗟にやってしまったではないかな

何事も問題を長引かせたまま、置いておくのは
後が大変


だって、女性の方が柔軟で 逞しいからね
うだうだと、いつまでもゴネテイルのは、良くないでしょうね