ビューティズム
今日から五日間、
断食します。
暴飲暴食、激太り(T_T)
来週月曜日はちょっとした
セレモニーに参加するので、
一気に体を絞ります。
昔、シャンプーコンテスト
なるものを開催したことがあります。
お店のアシスタント全員で、
（当時勤務の店は10名以上）
誰が一番シャンプーが
うまいのか？？
決められた時間の中で、
それぞれの技術を審査しました。
どんなシャンプーをした子が
優勝したと思いますか？？
シャンプーが上手い子？？
もちろんそれはあります。
しかし、実は、、、
上位入賞の子達は
みんなシャンプーが上手でした。
しかし、優勝した子は、
決定的に他の子と違うところが
ありました。
シャンプーのコンテストなので、
みんな、決められた時間の中で、
シャンプーに時間を最も使い、
優勝を狙っていました。
しかし、優勝した子は
違いました。
実は優勝者は、、、
よくすすいでくれた子。
シャンプーのコンテストなのに、
実は一番心地よかったのは、
しっかりすすいでくれるという事。
他の子は、
シャンプーに時間を割きすぎて、
すすぎの時間がカツカツでした。
シャンプーのコンテストで競うのは
シャンプーの技術もそうですが、
単純に、心地良いかどうか。
シャンプーをはりきれば張り切るほど、
すすぎ残しが心配になるもので、、、
たまに僕たちは勘違いを
してしまう事があるようです。
物事の本質を見抜く事が出来ず。
僕の知り合いの、
サラリーマンの同級生と飲んだ時、
面白い会話がありました。
僕は彼に聞いてみました。
「どんな美容師が人気があると思う？」
彼の答えはとても面白いものでした。
でも、結構本質を突いてました。
「手際がいい人でしょ？」
デザイン、似合う似合わない、
もあると思いますが、
もし、
伸ばし中でほとんど切らない人なら？
もし、
ケアをしに来ただけだとしたら？
もし、
白髪を染めに来ただけだとしたら？
みんながみんな、
デザインを買いに来るわけ
ではないのかもしれません。
特にうちのお店は地域型なので。
そもそも一番大事なのは、
安心して長く通ってもらう事。
僕はこの、「そもそも」
って言葉が好きです。
そもそもなんのために
私たち美容師は存在しているのか？
きっとその答えはみんなバラバラ。
だから収入も
バラバラなのかもしれません。
時々、立ち戻るのも大事ですね。