こんばんは。
今日は終戦記念日ですね。
71年前の8月15日以降、日本は目に見える形では戦争をしていないということ、
とてもありがたく幸せなことだと感じています。
たくさんの戦没者が出て、
それぞれの戦没者の方の家族や大切な人たちの悲しみがあって、
そういった意味で言うと数字としての犠牲者はその数倍にも上ります。
私の曽祖父は祖母が小学生のときに南太平洋で戦死しました。
祖母をはじめ幼い子ども5人を残して異国の地で命絶えることの
悲しみや無念さはいかばかりかと思います。
日本もたくさんの兵隊や国民が無念のうちに亡くなった。
日本の攻撃でもたくさんの外国人が亡くなった。
戦っている双方は、自分たちの正義を信じていて
いつの時代のどの戦争においてもそれは変わらないと感じています。
もちろん戦争の要因は政治的、経済的、宗教的な理由と、
多岐にわたる複雑なものではあります。
ですが、お互いが自分が正しい、相手が間違っているという前提でいるから
戦争を回避するための話し合いが決裂すると
戦争に繋がる経緯があります。
自分が正しい、相手が間違っているという前提だと、
相手の主張の真意を理解して歩み寄る余地がなくなってしまう。
これは何も国同士の話だけではなく、
私たちの日頃の周りの人たちとの関わり方にも言えますよね。
スピリチュアルの世界では、人の心の状態が外に現れたのが現実世界の状況だと聞いたことがあります。
もしそうなのだとしたら、
一人ひとりが心を穏やかに、
自分の正義を絶対視せずに周りの人の考えにも耳を傾け、
この人の正義はどんなものなのかなあ?とイマジネーションを働かせて
相手を理解しようとする姿勢を持つこと。
日常の積み重ねが、本当の意味の平和に繋がるのだと
戦争だけでなく昨今のいろんな事件を見ていても実感しています。
世界がどういう方向で動いていくかは、
私たち一人ひとりがどんな気持ちで毎日を過ごすか。
2つの原爆を落とされた唯一の被爆国である日本人だからこそ
世界に伝えていける思いがあると思います。
いろいろあっても、なるべく良い思いで穏やかで思いやりのある気持ちでいられる心がけを持ち続けたいと
終戦記念日にありがたくいただいたとうもろこしごはんを頬張りながら
ぼんやり考えていました。
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