Q5.義母に子どもの食事のことを口出しされて気になります | ワーママのライフスタイル革命

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いつもお読みいただきありがとうございます(^_^)

おやこ食育プランナー・管理栄養士 やなぎさわえりなです

食育メール相談の相談内容をシェアします
(御相談者様には了承をいただいています)

Q5.義母に口出しされてしまい、気になります。

義母と同居をしており、離乳食のことにいろいろ口を出されて困っています。
・果汁を最初に与えなきゃダメだ
離乳食は素材の味をあじわせなきゃいけないから1口ずつ口に入れるべきだ
・抱き癖がつくから抱いてご飯をあげるな

と毎日のように言われて困っています。
わたしはわたしのやりたいようにやりたいのに。

どうしたらよいでしょうか?



A.初孫だということで、お孫さんのことがとても可愛くて気になるお義母さま

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画像はお借りしました

離乳食のことにいろいろと意見をされているようで、お母さんもつらいですよね

○果汁について
授乳・離乳の支援ガイドには
離乳開始前の果汁を与えることについては果汁の摂取によって乳汁の摂取量が減少すること
たんぱく質・脂質・ビタミン類や鉄、カルシウム、亜鉛などのミネラル類の摂取量低下が心配されること
また乳児期以降における果汁の過剰摂取傾向と低栄養や発育障害との関連が報告されており
栄養学的な意義は認められていない

と書かれています。
すでに離乳食を開始されているので、
果汁を大量に与えなければ良いかと思われますが果物から栄養をとることは離乳の目的ではないので毎食与える必要もありません。

なので、逆に「果汁をあげすぎると太ってしまったり発達が思うようにいかなくなるかもしれないんですって」とお話をしてみてください

○素材のあじをあじわせたいから1口ずつあげる

これは離乳食の時期によって変えていく内容です(^_^)
離乳食初期はもちろん調味をしないのと量が少ないので素材そのものを1口ずつ与えてあじわせる時期。

ですが、赤ちゃんにも「味覚」が発達してくるので「中だるみの時期がやってきます。

そのときはその時期に使ってよい調味料から使って、離乳食を進めていくことが必要になってきます。

「調味」をするということは「料理」に1歩近づくわけですから、いつまでも素材1つ1つの味を・・・とは言っていられません。

逆に組み合わせることで味が良くなるものや食べやすくなるものがあるので、
離乳食が進んできたら素材1つ1つの味にこだわらず、
食事っておいしいね!」「食事って楽しいね!赤ちゃんが離乳食を食べたくなるような工夫をしてあげてください。

○抱き癖がつくから抱いてご飯をあげてはいけない
「抱き癖がつく」というのは今はあまり聞きませんよね。
逆に「赤ちゃんが欲するままに抱く」時代なのかな?とわたしは認識しています。
基本食事は椅子に座って食べるものですが、赤ちゃんが安定しない場合や泣いてしょうがないとき、抱いたほうが食べるということだったら
抱いてご飯を与えることも間違いではありません。
抱いてご飯を与えることを中心にしてしまうと、クセというよりも「そういうもの」と赤ちゃんが覚えてしまうので、
最初は座らせてご飯を与えてください。

お義母さま関連の相談を受けることが最近多く、ママさん本当に苦労されているなと実感することが多いです。
わたしのお義母さん(以下ブンコさん)は離乳食をはじめ、わたし流の子育てに共感してくださり、サポートしてくださっているのであまり困ったことがありません。
なので、「こうしたほうが良いよ!」という具体的なアドバイスができず申し訳なく思っていますが
いえることは
あなたの孫はわたしが産んだの!」と堂々として良いということ。

あと、「お義母さんを尊敬していますよ」という姿勢を見せること。(思っていなくても)

あとは「管理栄養士さんからこういわれました」と言って頂けると良いですよ(それこそ昔の方は資格に弱いのです)


ちなみに、やなぎさわ家ではお義姉さんがお子さんの食事に気を遣っているので、お義母さんにはあまり言われたことはありません。
たまに「これあげても良い?」と言われた時は、自分の子育ての方針をきちんとお話しています。

でも、お義母さん達もそこまで変な食べ物を与えたがるわけではないので唯一禁止にしている食べ物は

「屋台の食べ物」

くらいです(^^)

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今回のご相談を受けて、改めて
世の中のママさんに「~べきだ」「~じゃなきゃダメだ」
という言葉をかけないでほしいなと思いました。
こういう言葉はママを苦しめる言葉なのです。


ましては初めての育児でわからないことだらけで、ママなりに試行錯誤しながら取り組んでいるなか、いろいろなことを言われてしまうと混乱してしまうし不安になってしまうのです
昔ながらの知恵や一般的な知識も大事ですが、押し付けないで見守ってあげることが大切
ママさんから「困っている」「悩んでいる」とSOSサインが出たら「昔はね、」や「あそこではこう聞いたよ」と「やってみたらどう?」スタンスでお話いただけると
良い関係を築いていけますよ(゚∇^*) ♪

食事は家族の絆を強くしてくれます。



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