とはいえ去年以上に長男は頑張ってる、スイムでちょくちょく立ってた割には走れている。
ゴールが見える場所に入ってきたところでもしっかり付いてきている。
手をつないでゴールすることは考えていたので
最後の直線手前で手をつないだ。
エイドステーションで抜かれた父親の子がゴール前で待っていた。
手をつなごうとしたタイミングでスピードが落ちた。
今だ、抜くぞ、そういって最後のスパート。
あ。デッドヒートを行っていた父親の声が聞こえた。
最後のゴール前で抜いてゴール。

遠くで実況していた声の記憶から2番か3番には入れてるだろうか。
たった1kmちょっとなのにやっぱり坂道ありは辛い。
良く頑張ったな、と褒めてあげた。
カテゴリーが合同になってるため全く順位がわからないが
彼1人で走ってゴールできたことがうれしかった。
今回は前回より自分自身も余裕があった。
坂道のキツさがわかったからだろうか。

長男や嫁と話してる時に
ケーブルテレビの人がインタビューをお願いします、と来た。
ん?はぁ。

Q:今回息子さんはいかがでしたか?
私:前回、別の大会に出たんですがそのときより走るほう頑張ったと思います。
  頑張ったよね?
長男:うん。
Q:普段練習はどのくらいされてますか?
私:週1で2km程度です。
Q:来年の目標は?
私:来年はカテゴリーが上がって4~6年になるので
  まずは3位以内に入れるように頑張ります。
  頑張りますか?
長男:うん。

まあ、この時点でもなんでインタビューされてるかよくわかってないし
息子も気のない返事になんだこいつ、と思いながら答えてました。
しばらくして、他の親子ペアに1番でした?と聞かれ、
へ?わかんないです。と答えてたら
ええ?これだけしかいないから1番じゃないんですか?と言われて
え?そうなの?って状態なわけですが。
しばらくして貼り出された速報で優勝してたことに気付くわけで。。
長男は人生初の栄冠を
感動とは程遠い感じで手に入れたことになりました。
どうやら、アナウンスで聞こえていたのは
親子リレーがぶっちぎりでゴールしていたようでした。