パーソナルスタイリスト創始者、政近準子「服は、あなた。」 | 美塾塾長 内田裕士オフィシャルブログ「人のために美しく生きる」Powered by Ameba

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なかなか書けなかったのですが、
やっと、

パーソナルスタイリスト創始者
政近 準子先生の新刊。

「服は、あなた。」


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をご紹介させていただくに
いたりました。

【本気、長文、ご容赦ください。】


まずは早速本書から
こちらの一文を
引用させていただきます。

43P
「ワードローブには本来、母親から譲り受けた大切な服、はじめてのお給料で買った思い出の服、肩幅をお直ししてでも復活させたい服など、

選び抜いたものがあるはずなのに、
そういった思いも忘れ、
ミーハーな人生を歩んでいるのです。

これは、
若いときから何事も吟味せず、
ただ時代に流されて
考えてこなかったことが原因。

服だけではなく、仕事などでも、
やりがいや生きがいより、
ネームバリューやブランドだけを
見て選んできた結果です。」

この時点で、
もう戻ってこない時間を悔やみました。
ワードローブは歴史なのだと。

あのとき捨ててしまったジーンズを、
やっぱり直してでも履き続ければ
良かったんだ…。


無情にも、本書はこう続きます。

「簡単に捨てられる思い入れのないものばかり持ち、心はスカスカ。ものがないより自分がないほうがつらいことにも気づいていない。」


そしてそのまま、

「ではこれから、
どうしたらいいのか?
どんな観点でファッションや
お買い物を見直せば良いのか?」

が、これまた政近先生特有の
歯切れよいドSな語り口で
書かれています。


本書はこの一文クラスの指南が、
222pにわたり、
ギッシリと書かれており、


読了後の僕の頭の中は、

「あれしよう。これしよう。
あれを買おう。こうしまおう。」

が溢れています。


例えば他にも1つ
あげさせていただくと、

「予算オーバーなら、
無理して買わずに
少しお金を貯めてから
買いに行けばいいだけのことです。」


この一文だけでも、
ハッとさせられます。


考えてみたら先に述べた、
僕が捨ててしまったジーンズは、
高校1年生の時に買った、
ポールスミスが限定300着で
販売したシリアルナンバー入りの
ジーンズでした。

当時エドウィン505や
エビスジーンズなどの
ロールアップジーンズが
大流行していて、

僕はその平日発売だった
ジーンズが欲しくて、
高校をサボって
常磐線の始発に飛び乗り、
原宿まで行き、
明治通り沿いのポールスミスに
朝から並んで、
たしか2万円くらいしましたが、
貯金をはたいて買いました。

買ってから、
渋谷センター街のシェーキーズで、
ピザとポテトをガツガツ食べながら、
その日購入した、
ポールスミスのジーンズや
スーパーラヴァーズのリュック
などを、ニヤニヤしながら
何度も袋から取り出しては眺め、
汚れてはいけないとしまい、
また取り出しては眺め、
ニヤニヤしていました。

そして、
僕はこのジーンズ一着で、
一気にオシャレな人へと
(茨城の田舎町で)躍進していくのです。


当時2万円したジーンズは、
実に30歳まで14年間
履かせていただくことに
なりました。


そう、思い入れのある服は、
半年貯金してでも買ったらいい。

ずっとずっと着るのです。
そして、歴史があるのです。
歴史になるのです。

「ファッション」とは何か?

が僕の中で変わりました。


また時折、
ファッション界の偉人たちの言葉が
取り上げられ、

それもまた会話での飛び道具を
得られた気になります。

「ファッションは廃れる。
だけどスタイルは永遠である」

これはイヴ・サンローランの言葉。
相当しびれます。

これから僕は講演や教室で
何回もこれ使うので、
聞いても笑わないでくださいね。

他にも、

「プチプライス服を一着買うなら、
花屋さんで花一輪を
ていねいに選んで買う」


どう?!
ひっぱたかれたような感覚に
なりませんか?


政近先生の厳しめの愛が
ビンビン伝わってきます。


政近先生のスゴいところは、
超スタンダードなデザイナー目線、
つまりサンローラン氏が
言うところの、

「スタイル」

とも言える不変なスタンダードに
沿ったアドバイスと、


スマホ、プチプライスなど、
時代による傾向や新たな問題点の
双方をきちんと見据えて、


【今を生きる智恵】


として、
提供してくださるところです。



今よりもっと良くなりたい人なら、
男性も女性も読むべき本だと
ひしひし感じております。



ただ、実はこの本で、
僕が一番感銘を受けた回数が
多かったのは、


Capter3
服から手に入れる
最高の恋愛と結婚生活


だったりします。



122p
婚活中の女性に対する
政近先生のツッコミに爆笑しました!


他にも、

「狙うなら◯◯◯系
実は結婚相手として優秀です」

ここもハッとさせられます。
僕も大賛成です。

政近先生が言うから、
余計に説得力があります。



さらに、
危うく先生に惚れてしまいそうに
なった一文がこちら。


P155
「もしかしたら夫の会社が倒産して、無一文になるかもしれない。そういうときでも夫のせいにすることなく、「私がいるから大丈夫」といえる人。専業主婦をしていても翌日から◯◯◯に出かけられるフットワークの軽さを持ち、◯◯◯しながら□□□□を取ったりできる人です。」

これは、是非本を購入して、
自分のお金と時間を使って
読んでください。

このP155〜156を読むだけでも、
1512円の価値はあります。


旦那さん、
あるいは彼氏さんの会社が
倒産した時、

「私がいるから大丈夫。」

と、言えるか?です。


この時代、
女性は強く賢くなりました。

男性を物足りないと嘆く女性も
少なくありません。

「うっちー、女性もいいけど、
男性をどうにかしてください。」

その気持ちも分かります。


でも、それでも忘れないでほしい。

不況だとか失われた20年だとか
言われながらも、

ほとんどすべての家族の家計を、
男性が当たり前に毎日働くことで、
成り立たせていることを。


そして、これからも
当然のように続けるつもりが、
これまたほとんどすべての
男性にあるという素晴らしさを。


その前提で、
女性たちがもしこれからも
自己啓発や自分磨きを
続けるならば、
※もちろんそれ自体は大歓迎で
大賛成です。

成長した自分と男性を比較対象にして、
男性に対し「愚かだ」とレッテルを
貼るためではなく、


政近先生がおっしゃるように、

愛する旦那様や、
未来の旦那様が、
ピンチになった時のために、
今から刀を研いでおくような
気持ちで、

してもらえるなら、


きっとこの国は、
この世界はさらにさらに
美しくなるはず。


この本で確信を持てました。



政近先生は、

ファッションを通して、
この世界を美しくするつもりなのだと。


そして、
それが人々の
真の幸せに繋がるのだと、

知っていて、発信しているのだ。



政近先生、

「服は、あなた。」
ひとまず20冊くらい購入して、
オフィスに置きます。

そして、
必要な人(ほとんど全員)
に提供します。

「服は、あなた。」

のご紹介に、約1ヶ月かかりました。
「なかなか書けなかった」
と冒頭お書きしましたが、
その理由は、
「生半可では紹介出来ない」
と思ったからです。

それだけ、本書と政近先生は
僕にとって重くありがたい存在です。

そして、1人でも多くの人に読んでいただきたい、素晴らしい本です。


先生、いつもありがとうございます。

これだけ偉大なのに、
あえて近くで見せてくれる背中、
ずっと見ています。





こちらをFacebookに
投稿させていただきましたが、
そちらにいただいた
政近先生のコメントも、
これまた嬉しかったので、
掲載させていただきます。




<政近先生コメント>


うっちー 
改めて 貴男は凄い人です。
心ある人、だなんてひとくくりに
なんかできない。
この紹介文は 
私にとって生涯の宝ですし、
キミ自身・内田裕士が
世の中の宝だと心底思った。
人を紹介するにあたって、
また著書の紹介をするとき、
いったいどんな風に
その人に変わって世の中に
『この人。この一冊』
を紹介したらいいのか、
私も多くの献本を頂くので
毎回考えさせられます。
考えながらまず絶対ににやることは
『読み込む』ことなんだけど、
どこに自分のセンサーが在り、
いったい著者は何を伝えるために
この本を出したのか
わからなくなることもある。
ウッチーの心は、愛は、生き方は、
あらゆる人に影響を与え、
多くの人を救っているのだという事が、
この紹介文を読んで
本当によく分かった。
何故なら私自身が、
とても、とてもとても
幸せで生きてきて良かった、
この本を書いてよかった、
と心底思えたからです。
多くの人に『気付いて』欲しいと
毎日思って生きています。
ファッションもメイクも 
その中ににいる人間そのものが
問われるものなんだと、
隠すものではなく、
全部出てしまうもの。
服もメイクも生かしたければ
自分を生かすしかない。
ありのままに立ち返り、
醜いところは改善の余地がある。
そんな当たり前のことに
気が付く日々なら、
服もメイクも貴女に見方を
してくれるはずだと
私は信じています。
ウッチー、心からありがとう。
そしてウッチーを生んでくださった
お母様、ご両親へ感謝いたします。
そ、それにしてもこの日の服装。
中国からいらしたVIP対象の
トレンド講演だったので
全身がトレンドの私。笑 
改めてみて自分で驚くわ。