お父さんとずっと口をきいていなかった
という生徒様がいたので、
そういった方に向けて、
僕なりの
メッセージを
お送りさせていただきますね。
娘さんと上手くコミュニケーションが
取れない場合、
ほぼ間違いなく
お父さんが娘さんのことを、
可愛すぎて愛しすぎて、
全てが心配になって、
全てに何か言いたいことがあって、
それが耐えきれなくて、
でもその通りしてくれないのが辛すぎて、
いつしか愛してることすら、
可愛いと思っていることすら、
封印しちゃって、
挙句に意地はったり、
素直になれなかったりして、
沈黙を、それもなんなら数年もかけて
過ごしちゃう。
辛すぎる状態なんです。
でも、話しかけて
もっと娘に嫌な想いをさせてはいけない。
沈黙こそが、
せめてもの愛情表現なんです。
良かれと思って貫いた沈黙は、
娘にしてみれば、
「どうしてこのままでいいわけ？！
お父さんって結局私のことなんて
どうでもいいのよ！」
と悲しいすれ違い。
(この解釈はほぼ間違いなく間違い)
今なら分かると思うけど、
お父さんもコミュニケーションにおいて
素人です。
大人って、
驚くほど何も習わずになるし、
親って、
驚くほど何も習わずになる。
未熟も未熟。
でもお父さんが
一番最初にやっちゃうのが、
未熟さを隠すこと。
だって娘にカッコいいところ
見せたいじゃん。
カッコいいところを見せたいのは、
娘を愛しているから。
娘が可愛すぎるから。
そして、未熟さを隠すことが、
別にちっともカッコ良さに
繋がっていないどころか、
メンタルブロックありまくりの
頑固親父にしか見えなくて、
全然効果的じゃない
ってことをお父さんが知らないのは、
未熟だから…笑
未熟。
(仕方ない。全員未熟)
まず未熟さを隠す。
(効果的じゃない。)
次に分かった風なところからただ指摘する。
(効果的じゃない。)
そしてウザがられ、ケンカをして、
良かれと思って沈黙。
(効果的じゃない。)
お父さんが
つくづく効果的じゃなかったのは、
男性を代表して謝ります。
ごめんね。
それでね、
改めて考えてみてほしいんですけど、
多感で刺激も多い、
思春期の数年と、
楽しみも限られて
責任も重いお父さんの数年、
その体感時間、
その悲しみ、ジレンマに触れる時間。
比べ物にならないでしょうね。
辛いと思いますよーー？
お父さん、
どうしていいか分からないんです。
生まれて初めて、
娘とこんな関係になったもんで…。
(お姉ちゃんともこんな関係になってる！
って言っても2回目ですし…)
もし良かったら、
あなたから謝るか、
歩み寄るか、してみませんか？
きっとお父さんは、
「…俺の方こそ …すまなかったな。」
なんて言いませんよ！
「やっと分かったのか。」
とか、
「お前の言うことは信用ならん。」
とか、
めっちゃ腹の立つことを被せてくる
お父さんがほとんどです。
そこで、
「はぁーーー？？！
せっかく私が先に折れて
謝ったっつーーのに、
なんなの？その態度は？！
もーーいーーわ！
もーーいーーわ！」
とならないでくださいね笑
こんな視点で見てみてほしいんです。
あ、未熟な上、
その未熟さを隠している。
何故なら、可愛くて愛おしい娘に
カッコいいところ見せようとしているからだ。
…全然効果的じゃないのに！！
きっと、
お父さんのことが、
可愛くて可愛くて
たまらない存在に
なることでしょう。
そして、許せるでしょう。
もぉーーしょうがないなぁ！
って許してくれたら、
ただそれだけで、
一番小さくて、一番大切な世界に
平和が訪れます。
そして、こちらをご覧のお父さん。
大体合ってますよね？笑
大体合ってますよね？笑
子育ての方法は人それぞれ。
そこにとやかく言うつもりも、
何か正解を知っているわけでもありません。
ただ1つ言えること。
なぜそれをやっているのか？
つまり、いかに娘さんを愛しているが
ゆえの行動言動なのか？
を伝えてやって
いただけないでしょうか？
それだけで全然ちがうと思うんです。
いいですか？
歩み寄るのは、
間違いなく、
これを読んでいるあなたの方です。
レッツトライ！(＾∀＾)
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