「魔法の言葉」の意図 | 夢はなくとも 希望はなくとも 

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「私にとっての魔法の言葉」

 

 

先日、

つぐみさんとの

三回目となる「いんすたらいぶ」を

させていただきました。

 

 

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僕のいんすたアカウントは

ほぼ死んでるんで。

コラボさせていただいて

つぐみさんに

いいメリットを提供できていないことが

心苦しいのですが、

ありがたいことに、

三度、つぐみさんから

お声がけいただき

「いんすたらいぶ」を

させていただきました。

しかし、どうやら……

 

 

壁になっていたようです。

 

 

ウエダミツトシです

こんにちは

 

image

 

というのも、

Wi-Fiの関係だと思うんですけど、

途中で

何度か固まっていたみたいなんですね。

 

 

やる側からすると、

少し画面が乱れたくらいの影響しか

なかったのですが、

参加していただいている側からすると、

とっても見苦しいと

感じられたかもしれません。

大変失礼いたしました。

 

image

 

固まってたんで、

リアルに壁ってましたよね。

 

 

不覚にも

いんすたらいぶで、

リアルに

壁化の奥義を披露してしまいました。

 

 

いいかい、

壁るのっていうのは、

ああやってやるんだよ(誰がやるんだ)

 

 

そんなわけで、

先日のインスタライブでは

「私にとっての魔法の言葉」と題して、

いろいろと

お話をさせていただきました。

 

 

こちらは

つぐみさんのブログで、

いんすたらいぶのアーカイブも

こちらからご覧いただけます。

 

 

それで、

「魔法の言葉」っつってって、

知らない人は、

それが何のことだか

わからないでしょうし、

知っている人でも、

それぞれの受け取り方があるので、

僕なりの解釈を

お話しようと思います。

 

 

まず、

「魔法の言葉」っていうのは、

僕たちの師匠でもある

心屋仁之助さんが

カウンセラー時代に行っていた

カウンセリング手法、

「言ってみるカウンセリング」で

ご相談者さんに

実際に言葉にして言ってもらうときの

言葉のことです。

 

 

以前からそうだったのか、

テレビに出だしてからかは、

よく覚えていないのですが、

テレビに出ていたころに、

その

「言ってもらう言葉」を

 

「魔法の言葉」

 

という風に言われるようになって、

それが世間に広まったので、

「心屋」=「魔法の言葉」

という風な印象を持っている人も

多いと思います。

 

 

それはたしかにその通りなんですが、

その言ってもらう言葉にも

いろいろな種類(?)があって、

中には、

一般的な常識とは相容れない、

聞く人によっては、

物議を醸しだすような言葉も

あったりしたんです。

 

 

たとえばですけど、

 

「暴力を振るわれてもいい」とか

「子どもを叩いてもいい」とか

(子供は叩かれるために生まれたきたとかも)

「女は男の言いなりになってもいい」とか

「親を見捨ててもいい」とか

「うつ症状が治らなくてもいい」とか

「他人を自分の利益のためだけに利用してもいい」とか

 

こうやって書いてても、たしかにひでえなとは思うけど

 

こういった言葉が、

インパクトがあったからだと思うんですが、

ひとり歩きしちゃって、

 

「なんてことを言わせるところなんだ」

 

みたいになっていたことがあります。

 

 

わかるよ、

言いたいことはわかるんだけど、

そういうことじゃねえんだわ。

 

 

この言葉だけを聞くと、

言葉だけを切り取られちゃうと、

たしかにそうなるとは思う。

 

 

こんなことを言わせる人なんて、

Jinさん以外に

それまでいなかっただろうし、

いたとしても

あそこまで

影響力を持った人って

いなかったと思うんで、

たしかに

インパクトはあったと思います。

 

 

そして、

テレビ的にも

わかりやすかったし、

演出もしやすかったんじゃないかと思います。

 

 

でも、

「魔法の言葉」の

そもそもの仕組みを理解していた人が

テレビを見ていた人のなかで、

どれくらいいただろうかと考えた場合に、

かなりの少数派だったと思います。

 

 

わからなくて当然ですけどね。

 

 

その前に

心の仕組みを理解してないと、

 

「なぜ、そんなことを言わせるのか」

 

ということがわからないと思うんで、

テレビって、

わかりやすいところばかりを切り取って

放送するものなんで、

そもそもの仕組みなんて

わざわざ説明しませんから、

誤解が生じてしまっても

仕方ないと思います。

 

 

Jinさんの元で

心の仕組みを学んで、

「言ってみるカウンセリング」の手法を

理解していないと、

 

「なぜ、その言葉なのか」

 

がわからなくて当然です。

別にマウントを取っているわけではなくて。

 

 

この

「魔法の言葉」とか

「言ってみるカウンセリング」

という風にばかり言われるもんだから、

なかなか

理解されない部分があったと思うのですが、

そもそも

「心屋」のカウンセリング手法は、

【根本原因解決志向】であり

別名

【リセットカウンセリング】という風に

言っているんです。

 

 

「リセット」なんです。

何をリセットするのか、

それは

 

その人固有の間違った思い込みを

 

です。

 

 

それを解除する、

言葉を使って、

リセットするというのが、

そもそものカウンセリング手法の意図であり、

「魔法の言葉」を言わせることが

目的ではないんです。

 

 

こうして文章として書いてみると

めちゃ当たり前のことに感じますが、

「魔法の言葉」って、

ときに

過激なやつもありましたから、

それだけがひとり歩きしちゃって、

誤解されることが

多かったと思うんですよ。

 

 

違うんだって!

 

 

「言葉」そのものに意味はなくて、

むしろ、

”言葉になっていない”その人が

「そういうものだ」として

思い込んでいるものをリセットする目的で、

そう言ってもらうものなんで、

「暴力を振るわれてもいい」とか

「子どもを叩いてもいい」とかの言葉には、

何の意味もないんです。

 

 

同じ言葉を言ってみたところで、

それに反応する人もいれば、

無反応の人もいる。

壁みたいな人もいるわけです(いない)

 

 

ということは、

「言葉」そのものではなくて、

それに反応する、

その人の中にしかない

「思い込み」や

「価値観」といったものが、

その人にとっての問題が生じている

根本原因ということになり、

それを解除すれば、

問題は消えるんだということをしているのが

「魔法の言葉」なんです。

 

 

その人が持っている「思い込み」って、

その人にとっては、

「そういうもの」として

当たり前になっちゃってるんで、

自分でもわからないことが

ほとんどです。

 

 

目に見える形としてもありませんし、

つかみどころがない。

 

 

それを

話を聞いていく中で、

カウンセラー側が

探っていくわけです。

 

どうやって?

 

「言葉」を使って、です。

 

 

「魔法の言葉」を言ってもらうことで、

その人の中にある「思い込み」を

あぶり出しているんです。

 

 

表現を変えると、

潜在意識の中にあるものを意識化している

わけです。

 

 

自分では気が付いていなくても、

それを言ってもらうことで、

身体に反応として出るんです。

 

 

ときには、

抵抗が生まれたり、

ネガティブな感情が出てきたり、

思い出しくない、

忘れていた記憶が出てくることもあります。

 

 

それを自覚してもらって、

 

「あ、もうそれはしなくていいんだ」

「別にいまならもうしてもいいんだ」

 

という風に、

自らに許可を促す。

そのための「言葉」を

「魔法の言葉」と言うのです。

 

 

これは、

「その人にとっての」という条件がつきます。

当然ですわな。

 

 

その人の思い込みを解除するための言葉が

「魔法の言葉」なんで、

たとえ同じ言葉を言ったとしても、

ある人にとっては、

何の反応も起きないということは、

よくあることです。

 

 

いいですか、

「その人だから」効いたんです。

それさえ言っておけばいいだなんてものは

存在しないんです。

 

 

「魔法の言葉」が大事なんじゃないんですよ。

そもそも、

「こういうものだ」と思っている、

その思い込みが間違いだって言ってるんです。

 

 

上記に挙げたものからすると、

「暴力を振るわれてもいい」っていうのは、

暴力を振るわれることが怖いと感じて(当たり前だけど)

暴力を「否定」している人に、

言ってもらう言葉です。

 

 

その人は、

「この世に暴力なんてものはあってはならない」

と思っているんです。

 

 

そりゃ、

ないに越したことはないです。

しかし、

「暴力はあってはならないもの」

というような価値観や思い込みを持っていると、

過剰に「暴力」に反応するんです。

 

 

常に、

日常生活のなかで、

「暴力」を探すようになってしまう。

「暴力」にアンテナを立てているんです。

 

 

これが、

「暴力」にアンテナが立っていない人だと

どうなるかというと、

アンテナが立ってないので、

反応が起こらないんです。

 

 

反応が起こらないから、

「暴力」に関心がいかない。

 

 

「暴力)に否定がないから、

そもそも

暴力を振るいたいと思わないし、

暴力を振るわれたとしたら、

ちゃんと

「イヤだ」

「やめろ」

と言えるようになるんです。

 

 

「暴力は間違ってます!」じゃなくて、

「(暴力に対して)私はイヤだ」と言えるんです。

 

 

この違いわかりますかね。

 

 

正しい、間違っているではなくて、

シンプルに

暴力を振るわれることに対して、

ちゃんと

自分の態度を示せるようになり、

それができるからこそ、

自分だって

暴力を振るいたいという風には

思わなくなるんです。

 

 

自分の中にある暴力性を否定しない

ということです。

 

 

「子どもを叩いてはいけない」と

思っているママさんが、

たとえば、

余裕がなくなってくると、

どうしても子どもに当たってしまうことって

ありますよね?

 

 

それを良しとするわけではないのですが、

「叩いてはいけない」という風に思って、

それが強い「禁止」となっている場合に、

どこにも逃げ場がなくなってしまって、

余計に苦しくなるわけです。

 

 

でも、

そもそもママさんだって、

「子どもを叩きたい)わけではないですから、

そういう状態にあるママさんに向かって、

「叩いてもいい」という風に

言ってもらうんです。

 

 

そうすると、

「あ、いいんだ」となって、

心が少しラクになるんです。

 

「叩いてもいいんだ」

 

禁止が解除される。

 

 

そうすることで、

子どもを叩くということが

減っていくんです。

心がラクになったから。

 

 

だから

「子どもを叩いてもいい」

っていうのは、

 

しんどくなったら、子どもを叩け

 

と言っているわけではなくて、

 

「叩いてはいけない」というその思い込みを手放せ

 

って言っているんです。

 

 

その思い込みが

自分を苦しめている根本原因なんで。

それをリセットするために、

「あえて」

 

「子どもを叩いてもいい」

 

という風に言ってもらうわけです。

子どもを叩くことを

奨励しているわけではない。

 

 

結果として、

「子どもを叩いてもいいし、

 叩かなくてもいい」

という状態に持っていくわけですが、

本当はそれすらも要らなくて、

そもそも、

そういう思い込みを持っていなかった、

所有していなかった状態に戻す、

そのための手法が

「言ってみるカウンセリング」であり、

「魔法の言葉」なんです。

 

 

少しは

ご理解いただけましたでしょうか?

 

 

僕たちカウンセラーは、

「言葉」を使います。

 

 

でも、

大事なのは、

「言葉」そのものではなくて、

その人の中にある、

その人を苦しめている

間違った価値観、思い込みを

解除することです。

それがいらないってことなんですよ。

 

 

「してはいけない」

「しなければいけない」

そういった、

禁止、抑圧、否定、強制

等といったものを手放すために

言ってもらうのが

「魔法の言葉」の役割です。

 

 

少なくとも

僕はそう解釈しているので、

参考になればと思い、

いつものように

長々と書いてしまいました。

 

 

ダメだなぁ、

書き出すと止まらないわ。

 

 

そんなわけで、

これからも

「魔法の言葉」で、

不要になった思い込みを手放して、

どんどん

軽くなっていきまひょ。

 

 

赤ちゃんには

「苦悩」がありませんからね。

あの状態に戻るんです。

 

 

 

赤ちゃんプレイをしろってんじゃなくてな。

 

 

 

《終わり》image

 

 

 

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