【物事の順序】その1。「自分を認める」の意味。
【物事の順序】その2。変わりたいと思った時に、変えるべきもの。
【物事の順序】余談。私をバカにする「すごい人」は本当にいるか?
【物事の順序】その3。自分に対する思考という土台とその変化。
どうやって自分に対する思考という土台を変化させるか。
変化のために、何が必要か。
結局元に戻るのですが、
思考の土台を変える、ということは、
ほんとによく言われすぎているほど言われる、
「自分を認める」
ということなのだと思います。
イコール「自分への意識を変える」ということ。
だけど、「意識を変える」というのが難しいわけですよね。
〇か×か、人へのジャッジをしなくなることはできても、
自分へは難しい、という人もいると思います。
私は、本当にそういうタイプでした。
他人は、私でないというだけで、十分にすごい、と思っていました。
でも今は、
そんなことを本気で思っていた自分も、その他人と同じくらいには十分すごい。
いやいや、実はそれ以上にすごい


くらいに思っています。
「他の人が聞いたらなんていうか。なんて思うか」「思い上がってると思われるんじゃないか」というよりも、
「思い込みでもいいや」と思うようになりました。
これは、変化の結果です。
変化するためによく言われていることが、
・思考でなく行動する
・習慣を変える
・普段やらないことをする
・自分とできる子小さなこと約束して、それを達成する
などですよね。
でもうまくいかないと思うなら、
変わらないと思うなら、
行動がうまくいかないと思うなら、
色々動いてみたけど何かが違うと思うなら、
自分への意識を変えることを覚悟しろ。
そういうことなのだろうと思いました。
「自分」を全部変えるわけではないのです。
「自分の、自分に対する意識だけ」を変えるのです。
自分の思考パターンや、行動や、癖や、怒りや、憎しみや、悲しみや、喜びなどを、
全部いいほうに変える、のではないのです。
そういうものはそのままでいいのです。
片づけができないとか、掃除ができないとか、料理が苦手とか、
あの人が苦手とか、羨ましいとか、すごい人を見るとモヤモヤするとか、
手帳が使えないとか、タスクがうまくこなせないとか、人付き合いが下手だとか、
そういうことを変える必要はないのです。
そういう自分に対する、「意識だけ」を変えるのです。
それだけで、本当に世界が変わるのです。
「だけど…」「そうはいっても…」「それができれば…」と思うんだったら、多分あなたが気にしているのは、「意識を変えた後の結果」を見ているのです。
意識を変えたとしても、結果は変わらない。
意識を変えたとしても、うまくいかないかもしれない。
意識を変えたとしても、うまくいくはずがない。
意識を変えたとしたら、誰かがバカにする。
だから、結局うまくいくはずがない。いかないだろう。
そういう、恐れがあるわけです。
だけど、「意識を変えると覚悟する」というのは、
「結果を変える」ということではありません。
「結果がどうなるかはわからない」けど、「とりあえず、今までのやり方を変えてみよう」
「結果がついてこないかも」だけど、「自分はダメではないという前提を持つ覚悟だけはしてみよう」
今、どうするかを決めるだけです。
その結果が、どう転ぶかは、誰も期待していません。
そのくらいの、先を考えない気持で、
「今の自分は、これができてこれができなくて、でもそれでいいと決めてみよう」
と覚悟がつけば、本当に、変わってくるんだと思います。
私が最初に「こんな自分でも、悪くはないかも」と思ったのは、ママイキを受講してからでした。
それまでは、「あなたは悪くない。十分頑張っている」と言われても、「そうかもしれないけど、そうは思えないなあ」と思っていました。
(カウンセリングを何度も何度も受けても、です。確かに過去はとても軽くなりました。でもその当時、過去への思いと自分への意識はまたちょっと違ったようです)
ママイキを受けて、「他のママも同じように悩んでいるんだな」「意外と悪くもないかも」と思えるようになって、
あな吉さんの講座で他の方と知り合う中で、すごい人にモヤモヤしつつも、ブログなどを始めて自分のできることをやってみて、
講座の主催(のお手伝い)などをやって、ママスペ@鹿児島の主催をし、
何だか徐々にこんな心境になってきた感じです。
何年計画


徐々にそういう気持ちを持てるようになってきて、「私は、私でいいんだ」と覚悟を決めたころからかなり楽になりました。
楽になると、今まで拒絶していたものも受け取れるようになり、さらに楽に、というスパイラルです。
いきなりは、変われません。
徐々に変わるには、自分の行動をきちんと見てあげることが必要だなあと思います。
それが人によっては手帳だったり、記録だったり、ブログだったりいろいろすると思います。
そして、そこにプラスして、自分を良い方向に導いてくれたり、一緒に進んでくれたり、引き上げる言葉を投げかけてくれる人との交流ややり取りが必要だと感じています。
一人では、心をほぐすことはできないと思います。
それを、より効果的に進めたいなら、プロに頼るのもありですし、
そうでなければ仲間や応援団とともに、進むのがいいんだろうと思います。
そして、それを支えるのは、「自分は、変わる」という覚悟です。
・自分が変わること(変えること)への覚悟
・人との交流
「これが自分を変えてくれるだろう」、「変えてくれるはず」、という考えを捨てるということです。
どんなイレギュラーな方法でもいい。
誰にばかにされてもいい。
どんなに突飛な方法でもいい。
他の人と同じでなくてもいい。
自分は、変わる。
自分で、変える。
こういう話を書くと、
【本】『夢をかなえるゾウ』「期待をしているかぎり、現実を変えることはできない」
こちらで書いた、この本を思い出します。
私はこの本を読んでから、「片づけられないと思ったら、まずイスから立ち上がる」という行動をとれるようになった気がしています。
と書いていたら、コンポから流れてきた歌詞が、
「僕はいろんなことができるんだ」
でした。
「私は、自分への意識を変えることができるんだ」
「あなたは、自分への意識を変えることができるんだ」
ただ、それだけです。
そしてそれを後押しする流れ(友人や知人の言葉など)を受け入れることです。
それだけでも、大きな一歩じゃないかなと思います。
始めの一歩、ベビーステップは小さいけれど、そのうち走れるようになるのだと感じています。
そう思える自分が、すごいなあと思うのです

次はざっくりまとめを書こうと思います。
つづく。