『おれは最後に笑う』を読んで。 | 藤井大陸 〜すべてはW杯のために〜

藤井大陸 〜すべてはW杯のために〜

兵庫が生んだ稀代のお笑いファンタジスタ。

元商社マン。
27歳。
3/26から世界放浪へ。
ゴールはブラジルW杯。
サッカーを日本の文化に!

よろろん!

少し前に小宮良之さんの『おれは最後に笑う』を読んだ。





サッカーを通じて、様々な人、選手の人生を垣間みれるからたまらない。

「フットボールが何かを与えるなんて尊大だが、嫌なことを忘れさせることはできる。一分一秒でもいい思いができれば人生は楽になる。明日からまた頑張ろうという気になれる」
帯にあるこの言葉が胸を高鳴らせてくれる。




一つ一つの文字に小宮さんの、そして選手の熱、息づかいが込められているから、心を揺さぶられる。
目頭が熱くなるし、胸がすくような心境にもなる。

書き手と選手の信頼関係があるからこそ、本心を引き出せるんだろうな。

それにしても小宮さんの文章はいつも人生を彩ってくれるし活力を与えてくれる。


なかでも以前Numberで読んだことがあった相馬崇人選手の物語はぼくの人生を突き動かしたといっても過言ではない。


安住の地を捨て、挑戦する覚悟。
周りに左右されず、自分の生き様を貫く姿に感銘を受けた。

程なくして、ぼくは世界一周の旅に出た。
彼の血が滾った言葉を忘れないようにブログにも残したのも覚えている。→そのときの記事
旅に出る前には神戸に会いに行ったしね。



同じく、福田健二選手の記事も以前から好きでNumberなどで読んでいたので、闘いの続きを読めて胸が熱くなった。

個人的には、旅の序盤に香港に行ったのも彼に会いに行くためだった。→香港での侍の奮闘

彼と出会い、これからの旅に自信を持つことができた。
実際、ブラジルW杯までの旅を通じ、日本代表選手やたくさんの素晴らしい人に会うことができたしね。




自分にとっては人生の道標となるような一冊。


時が経っても色褪せず、その当時の空気を感じられるから、数年後読んでもまた新たな一面を魅せてくれるはず。

サッカーフリーク以外にも是非とも読んでもらいたい。
何かに迷った時、壁にぶつかった時、魂のこもった文章を読めば一歩踏み出す勇気をもらえるはず。
かつてのぼくがそうであったように。








Quiero vivir en España



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涙 ケツメイシ


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