ネガティブよりもポジティブに！
と巷ではよく言われます。
もちろん、それが間違いではありません。
けれども、何でもかんでもポジティブがイイ！
というわけではありません。
そもそも、大切なのは
『事実』というものをどう捉えるのか
というところがポイントで
それをネガティブに捉えすぎることも
ポジティブに捉えすぎることも
ただの『思い込み』や『決めつけ』なのだ。
こんにちは。ぶちブロにようこそ♪
正解探しをやめて、自分軸で自分らしく
『笑顔な私』に戻れるお手伝い
悩みや不安から解放され、自分の人生を
楽しく幸せに生きるコツを教える
公認心理師・メンタル＆マインドコーチ
『ぶちこ』こと田渕三紀です❀(*´▽`*)❀
たとえば、恋人に、『話がある…』と言われたとして
ネガティブに受け止めて
「別れ話だ…」って思い込んで決めつけるのも
ポジティブに受け止めて
「もしかしたらプロポーズかも！」
って思い込んで勝手に決めつけるのも同じこと。
それは、どちらも現実的ではない。
例えば、今、コップに水が半分入っていたとして
それを
「コップに水が半分も入っている」
なのか
「コップに水が半分しか入っていない」
なのか
そのコップに水が半分入っているという事実と
現実の状況を照らし合わせなければならない。
例えば、今、砂漠という土地にいるのに
ポジティブに「コップに水が半分も入ってる！」
だから、大丈夫だよ！！さぁまだまだ飲めるよ！
って捉えてしまっては、よくないですよね。
むしろ、「コップに水は半分しか入っていない」
だから大事に使おう！の方が、現実的には正解ですよね。
元々、ネガティブに捉えるのは
自分の身を守るためのものであって
例えば、ドアがガタガタ鳴れば
「なになに？怖いんだけど…」
って思いますよね。
そうやって、自分を防衛するために
警戒して、泥棒？とか考える思考がおおもとです。
むかし、「トントントン」「何の音？」
「風の音」「あ～よかった！」
っていう、遊びをしたことないですか？
かごめかごめとかと同じような
「あ～ぶくたった～♪」で始まる手遊び歌なのですが
何の音かな？
どんな音だったら安全な音かな？
どんな音だったら逃げないといけないかな？
そうやっていろいろな思考をする
この多方面から考えるって大事なんですよね。
ネガティブな場合も
ポジティブな場合も
全然どちらでもない場合も
いろいろな場面を想定して考えて
『現実』と照らし合わせるチカラ
これが大事なんです。
ネガティブに偏りすぎるのもしんどいけど
ポジティブに偏りすぎるのもイイとは言い切れません。
どちらにしても
思い込みや決めつけはよくないし
かといって、ネガティブであることや
ポジティブであることを、否定するのもよくない。
ただただ、いろいろな考え方がある
ということをそのまんま受け入れて
そして、その中から、『今』の自分に
ふさわしいものを選択すればいいだけのこと。
ただ、偏りすぎている人は
なかなか反対側や中庸な考えすらも思い浮かばない状態になっているので
それを意識的に変えていく必要があります。
そんな時に役に立つのが
認知行動療法というものになるのです。
私の個人レッスンや通信講座では、
この認知行動療法が組み込んであります。
反射的に思い込んだり決めつけたりしてしまう
自分の自動的な思考を、変えていきましょう♪
そうすることで、ラクに生きられるようになったり
人間関係も心地よい関係がつくれるようになったりしていきます。
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