愛こそがチカラ!極道から僧侶へ・密教僧侶ヒーラー正仙 -1073ページ目

お勧めの一冊

もし今のあなたが人生の変化に苦しんでいるなら…


失業や愛する人との離別、病気、どうにも人生の出口が見えないなら…


今日紹介する本は大きな『癒し』となり『導き』となるかも知れません。


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『変えれば、変わる』著者・ニール・ドナルド・ウォルシユ


この本の著者は、私がまさに精神世界へシフトして行くきっかけとなった『神との対話』の著者でもあります。


何の制約や概念にも縛られない、素晴らしい神の愛を表現する著者のハートに触れてみてください。


暗い谷を歩いている時こそ神が側にいる事を忘れずに生きて行きたいものです。


昨日の夜は雪が降り、とても寒かったですね!


降っていた雪も今は雨に変わっています。


これより朝のお勤めです。


今日も一日自分の主人であれ!


合掌

今日は吉祥天御縁日

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今日は私の大好きな女神、吉祥天(ヒンズー教ではラクシュミー)の縁日です。


自坊でお祀りさせて頂いている仏でもあります。


吉祥天は美しさや豊かさをもたらす女神と言われていますが…


私は過去世で行者だった時に、やはりこの仏を拝んでいた事もあった様で、そうした事もあって強い愛念が湧くのかも知れません。


何年も前、自分自身の受けとる豊かさについて問いたい事があり、オラクルカードをシャッフルしていると、10回が10回とも同じ絵柄
(((;゚д゚)))


ラクシュミーが出て来た時がありました。



この時のシンクロな事象にはさすがにチョット驚きましたが…笑


私達が生きるこの世界に、平和と大いなる豊かさ、必要な癒しがもたらされます様にこれより吉祥天法を勤修させて頂きます。


合掌

【続】心の中の風水

あなたは今の自分の現状に感謝できますか?


例えばもしあなたが、安普請のボロアパートに住み、明日の家賃も支払う事が出来ず、たまる一方の請求書…


勤め先にはいつリストラされるやも知れず、毎日インスタントフーズ三昧…そんな事は知らぬとばかりに夜泣きをする赤ん坊


もし、こんな状況にあなたが置かれていたら、何を感じるのでしょうか?


「俺は今安定した生活をしているからそんな事想像出来ねえよ!」


「そんな状況じゃ、感謝どころじゃないわ!」


「そんな時こそハングリー精神を発揮して、頑張るチャンスじゃないのかな?


人それぞれ、受け止め方、感じ方も違うのかも知れません。


今例えに出した、世間一般で言うところの貧困の状況に置かれた時、人間は不安に支配されやすくなります。


家賃が払えない事に、差し迫った強い不安、恐れを感じ、たまる請求書には憤りさえ覚え…


不安定な自分の雇用状況には、希望を見出だす事が出来ず、少しでも多く睡眠をとり、疲れをとりたいというのに…


夜泣きをする赤ん坊の姿に衝動的に叩きたい感情が湧きあがったり…


一見誰にもありがちな感情のパターンとも言えます。


でも良く考えて欲しいのです。


家賃を滞納し払えない事の『何が』あなたに暗澹とした感情をもたらすのか?


公的機関にしろ金融会社からにしろ、紙で出来た督促状の『何が』あなたを不安や苛立ちに駆り立てるのか?


本来愛すべき自分の子供の泣き声が何故、そこまで癇に障り、腹が立ち、挙げ句の果てには奥さんに八つ当たりまでする『何か』をもたらすのでしょうか?


人間には思考を支える思考(潜在意識)があり、生まれた時から幼少時、現在に至るまでの自分が見たこと聞いたこと経験した事の全て、嬉しい事も悲しい事も辛い事もショッキングな事も…


全て膨大なデータとなって埋蔵されています。


例えば、貧困と呼ぶ状況の中で、不安や恐れ、怒りといった強い感情を感じる時…


『潜在意識のデータ』それは家賃が払えず住むところを追われた両親の姿、支払いが出来ず毎晩の様に喧嘩していた両親の姿…


あるいは親しい人間が経済的理由から自殺した事や、あるいは過去に同棲していた女性からこちらの収入の少ない事を罵られ傷ついた経験や、子供の頃手酷く親に叱られた事等…


または弟や妹が赤子の頃夜泣きし、父親に怒られ泣いていた母親の姿、または強い感動を覚えた貧困をモチーフにしたドラマや映画のワンシーンなど


こうした自分自身気がつかぬ潜在意識の中にあるデータ化された画像が、類似する経験をしようとする時、物凄いスピードで表層意識、マインドに割り込んできて感情を支配してしまうのです。


勿論これはひとつの例に過ぎません。人の経験する事も千差万別です。


ただ豊かさを実現する上でもっとも大切な事は、自分の潜在意識、またそこからくるマインド、理性との折り合いの付け方だと思うのです。


強い感情を感じる時、チョット立ち止まり、自分の深いところを覗いて欲しいのです。


『観察者』になる習慣を身に付けると良いかも知れません。


「何故こうした事が起きるのか?」と状況を恨むのではなくて、
「何故自分はこう感じるのか?」と出来るだけ切替えて欲しいのです。


そして『貧困』と呼ぶ状況は一体誰が決めているのでしょうか?


そして社会を呪い、親兄弟友人を自分を助けてくれないと勝手に恨み、いつまで今の状況に居座り踏ん張り続けなければならないのでしょうか?


時には人に助けて貰う事も必要な時もあります。


「どうせ頼んでも金や仕事の事だから相手にもしてもらえないさ」と過去に頼み事をして断られた苦い経験を引きずり、心を閉ざしてしまっていませんか?


くだらぬ見栄や虚勢を捨てて、相手に心を開き、自分の現状を話し、真摯な気持ちで頼んだ時がありますか?


周囲の人達を「どうせ他人なんて」と色メガネで見ていないでしょうか?


宇宙の創造のプロセスというのは皮肉にも我々が望む事を現実の生活にもたらします。


「金が欲しい欲しい」と願えば金を欲しがりいつまででも欲し求める状況がもたらされ


憎しみや怒りに情熱を傾ければ、際限なく、怒りや復讐のドラマが繰り返されるに違いありません。


だとしたら、今自分が求める現実が実現されていると想像するのはどうでしょうか?


キリストやブッダ、聖者と呼ばれた人達は、この宇宙の創造のプロセスを完璧に理解していたのだと思います。


宇宙はごまかせません!(神と置き替えても良い)自分の表層意識の部分が一生懸命に「家を持ちたい」「年収が一億円に成る」と思ったところで…


自分の深い部分が、「それは無理」と思っていたなら


願望は実現されません。


まずは自分の望む事や「いつまでにその状況にシフトするのか?」を決めます。


年収はいくらにするのか?


今年の何月までに希望の職種に就くのか?


またはいつまでに間取りの広いマンションに引っ越しをするのか?


といった具合です。


ただ過去のプログラミング、親や世間の価値観、マスメディアの影響による「金は汚い」「大金を稼ぐのは悪い事だ」という概念は捨て去った方が良いかも知れません。


そうした想いは自分の元に流れる豊かさをブロックしてしまう働きを持っています。


自分自身豊かさの創造を実感する為に、出来るだけ心理的に無理のかからない目標を設定した方が良いでしょう。


そして朝起きたらすぐにでもいいし、夜寝る前にでも自分の実現したい事を想像し、ビジュアライズして下さい。「既にこう成っている」という心の中の宣言と共に…


欲しい家に家族と共にすでに暮らしている姿を想像してみて下さい。


欲しい車にすでに乗っている自分を想像してみて下さい。手に馴染むハンドルの感覚さえ感じて下さい。


収入が増え奥さんと抱き合い喜び合う姿を想像してみて下さい。


この創造のスキルは慌てて一日の内に何回もしなくて結構です。一日一回で充分です。


何度もする事は心に飢えをつくり出し、それが宇宙に投影されてしまいます。


そして全てに感謝する習慣を身につけて下さい。家族や住む家、出会う全ての人に…


全ての人、全ての事象、全ての物事に感謝の念を持つ時、緩やかかも知れませんが『感謝し感謝される現実』のツールが起動し始めます。


お互い『真の豊かさ』に向け頑張って行こうではありませんか!


さあ!これから熱いコーヒーを飲み朝一番の勤行です。


合掌