二十年先のために今書く | 文学ing

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森本湧水(モリモトイズミ)の小説ブログです。

長男は今学校で毎日二時間国語を勉強している。

絵本読み聞かせのボランティアも盛んだし図書室の利用も低学年まで活発である。

他所の地域はどうだか分かりませんが
殊鳥取市では国語の教育にかなり力を入れているようです。

こんな風に今小学生に接していたら、

二十年後にはまた書籍というものが身近なメディアに、なっているかもしれない、
と思ったりする。

二十年後と言うと、
私は父が死んだときと同じ歳になっている。

さらに二十年後と言えば、
息子は私が父を亡くした時とほぼ同じ歳になっている。

なんか因縁を感じないでもない。
ともかく、これから二十年先を見越して私はものを書いて行けるだろうか。




行くでしょうね。

五十五かあ。死んでなければ書いてるだろうな。

五十五の私が書いたものを二十七になったあなたが面白がって読んでくれるだろうか。

きっと二十年なんてあっという間だ。気を抜けないなあ、と思う。