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リアリズムな夢

リアリズムと申します。
基本的にブログのような散文のようなものを書きます。
特にタイトルや末尾に言及のない短歌などはオリジナルの物となりますので、許可のない引用はご遠慮ください。

昔の人のことは、

 

いつまでたっても気になるもので、

 

ふと思い出した時に検索する。

 

きまぐれストーカーだ。

 

ほかのだれのものにもなってほしくないのではなくて、

 

むしろその逆だ。

 

誰かの男になっていてほしいのだ。

 

私のせいで長期的な不幸に陥っていてほしくない。

 

基本的に無責任なのだ。

 

私がかつてその身を預けた男の価値を誰かに担保してほしい。

 

私以外の女にも必要とされるような男と付き合っていた、


そういう確証が欲しい。


小さなプライドを盾にあなたの幸せを願ってる。


あなたに呪われないように。


わたしのせいであなたがずっと不幸にならないように。


あなたは何も悪くなかった。


小さなサインを出せなかった。


サイレンを鳴らして、あなたの心の準備をさせられなかった。


心地よかった。


2人で1.5人分。


半分は溶け合ってるみたいに思っていた。


だから0.5人分が重かった。


許されることが当たり前だったから、


自由になりたかった。


もっと見たことがないものを見たかった。


どんなリスクがあるかもわからない闇へ、


あなたを捨てて飛び込んだんだ。


だから。