人脈データベースという考え方


ーEVERNOTE「超」仕事術ーは倉下忠憲さんがC&R研究所から出した書籍。Evernote関連の書籍が出版されるとだいたいは手に取るようにしていますが、今回は夏休みの帰省電車の中でこれを読ませていただきました。他のEvernote関連書籍のように機能解説を詳しくしている取説的なものではなく、Evernoteを仕事に活かすための著者の方法論が書かれていて、読みやすい書籍でした。(あっという間に読めました。)帯に書かれている「膨大な情報からアイデア・人脈をたぐり寄せる知のデータベースの使いこなし方!全ての記録はEvernoteへ」というキャッチが貫かれた内容でした。 


(画像横向きですいません。)

BBSのお仕事


この本の第5章「自分専用データベースで人脈管理」にEvernoteを人脈データベースとして活用する方法論が書かれています。人に関する情報という観点でEvernoteを活用していくという考え方で、そのスタートに名刺管理を置くというものです。単なる名刺管理を超えて、その人との仕事のやり取りを含めた総合的なデータベースを自分なりにEvernoteを用いて作り上げていくという考え方です。これはBusica for iPhoneが目指す「人名を辿る情報整理」という考え方とまったく同じことです。そういう点でも共感の持てる書籍でした。やはり情報整理術の書籍には方法論の核になるポリシーが欲しいものです(製品の機能をなぞるだけの取説代わりのような情報整理術の書籍が溢れていますが・・・)


で(話は変わりますが)・・・夏休み前に申請していた「Busica for iPhone Ver2.2」がようやく本日リリースされました(今回は承認まで12日と長かったです・・・Appleさん立てこんでいるのか?夏休みだったのか?)


「Busica for iPhone Ver2.2」はEvernote連携をさらに進化させました。倉下さんの提案しておられるEvernoteを自分専用の人脈データベースとして活用するためにとても便利なiPhoneアプリになっていると考えています。是非下記リリースを参照ください。


http://japan.zdnet.com/release/story/0,3800075480,10462217,00.htm

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