ここ数年、軍刀収集に力を入れており研磨をやっていない。
研磨に出したい御刀はたくさんあるのだが金がない。
さいたま市の刀剣商のオヤジは「研ぎより本数だよ」という。自分も基本その考えだが、いつか研磨依頼したいのは
家伝の古刀「祐定」を軍刀拵えにしたと思われる一振り
とても軍刀に思えない出来の良さの造兵刀の一振り
それと美術刀剣界で真面目な作と言われる九段刀(靖国刀)の三振り
この計五振りは肌がいいので、そのうち研磨したいと考えている。
とくに祐定は差込研ぎで研磨したい。樋入りなので研磨料も高くなってしまうが、やはり研ぎに出して休め鞘を製作したい。