銀杏しごと継承 | 木こころ絵こころ女こころ      さらさらゆくよ Ⅱ

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木工花の子で創作組み木絵と木の雑貨を製作販売。絵筆を糸鋸に置き換えて、日々の暮らしに潤いある思いをかたちに。
「生業としてやっていこ」覚悟だけが資本の小さな工房、"木工絵描き人"のブログです。


△去年川縁に集めた彼岸花


△紅葉の木陰になりがちな場所ながら

うわっ〜と出てきて、一斉に咲きました。


△一回に拾う量


△大きめの樽バケツに2日前くらいから水につけていた。


△ここまできたら


△すだれを少し浮かして広げる


△我が実家の主 私はおちょうさんと呼んでいる


△周りに銀杏はないが一本で実る


生まれる前からずっとここにある大木。

去年成らしてくれたのは一握りほど。

だから、「誰かが拾っていって、ない」

「ない」

母はそんなことをひとシーズン中思い出しては言っていた^ ^


92歳の去年までは、

拾って皮を剥き、乾かすまで

母一人の仕事だった。


今年は体力も落ち、

私の手が空いたら一緒に、

という時間が待ちきれず

一人で初めて拾った日に背中を痛め今もずっとぼやいている。



最早これは手出しをするしかない。

覚悟を決め

銀杏仕事を時間に組み込む


朝のゴミ出しのついでにとか、

拾うのは10分ほど

元気にいっぱい実らせてくれて

ありがとうねと、木の幹に挨拶をする。


だんだん溜まってくると、

これを全部剥くのか!と強迫観念に駆られ

出掛けていても、ふと銀杏のことが

頭をよぎる


平日休みの今日、ついに種ぬき作業。


洗面器に少しずつとり、

その中で揉んで、目視で種を選別。

最後は手の感触で硬いものが当たると種。


無心になれて、乾かすところまで行くと

達成感すら。

残った実はっ穴を掘った土に。

生ゴミ堆肥をしようと(まだできてない( ̄▽ ̄))

とっておいた米のとぎ汁と、納豆水を

かけて、ここでためしてみることに。


なんだかんだ3時間ほど銀杏仕事に没頭


どれくらい時間がかかるかわかってきたので

あとは日常的にコツコツやるとしよ


薄い手袋はすぐ破けるので

最後はとうとう素手で。

今のところ銀杏のアレルギーがなさそうで助かった。