学生たちは、あまり深く考えずに奨学金を借りているような気がする。勿論、それを許す親も同じだろう。
「子どもが大学に行きたいと言ったから」
「大卒の方が就職に有利だから」
この程度の考えしかないように思われる。
多くの学生は「何のためにその大学に行くのか?」を考えず「自分のレベルに見合った大学だから」という理由で選ぶ。もっと言ってしまえば、将来何になりたいのかすらもわからずに大学や学部を選ぶ。
本来はどんな人生を送りたいのか?を考えて、その上でどんな仕事をしてどんな私生活を過ごすことを考えなければならない。その上でこの大学で何を学ぶ必要があるのか?と逆算していくものである。
しかし、所詮は18才程度の世間知らずの若者。そんな未来の細かな人生設計までして生きている人は少ないだろう。
返済不要タイプの奨学金もあるが多くは返済しなければならないものである。ということはこれは紛れもない借金。人生経験の少ない世間知らずの若者に数百万円からの借金を背負わせて社会に放つ。これが分別のある大人のすることだろうか?その仕組みを許している我々大人にも重大な責任があるように思われる。
1000円を投資する場合、1000円以上にならなければその投資は失敗と言える。これと同じことが奨学金にも言える。300万円の奨学金を借りたとすれば将来、300万円以上の価値を見出せなければその投資は失敗と言える。つまり、大学に行ったおかげで高卒や専門学校卒の人より300万円以上多く稼がなければ大学に行った意味がないってことになる。
勿論、これはお金ベースの話をしているのだから友達を作ったり、サークル活動をしたりなどそれ以外にもたくさん大学に行く意味は存在する。
この金額ベースで考えた投資とすれば、その大学に行く意味ではなく、価値があるのか?を考えるべきである。就職やスキルアップの役に立たない大学であるならば奨学金という借金を背負ってまで行く価値がないと言えよう。
医療系などの国家資格を取得するために3年間程度、専門学校に行った方が遥かに有益だろう。
大学までかかる学費はすべて免除すべきだと私は思っている。勿論、私立は別の話ではあるが進学したい人全員が無料で教育を受けられる社会にすべきだと思う。
多額の借金を背負わせるから問題なのであって、大学そのものに意味がないとは言っていない。300万円以上の借金を背負ってまで行く価値がない大学が多いと言っているだけだ。
労働者はすべて職人にすべき。何かしらの専門職のスキルを身に付けていれば生きていく道が明確になってくるはずだから。その専門スキルを身に付けるための教育を専門学校と大学ですべきだろう。
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