ほんとうに、久しぶりに快晴のケアンズ。


プールで泳いで運動不足を解消したあと向かったのはケアンズ・コンベンション・センター。でも、今日はバスケの試合 じゃありません。




これから、ケアンズ郊外にある、ジェームスクック大学 James Cook University (JCU)の卒業式なんです。JCUは前にもちょっと紹介した ことがありますが、グレートバリアリーフと熱帯雨林に囲まれた地の利を生かして、海洋生物学や、熱帯医療の研究で有名な学校です。


オーストラリアでは、社会経験など一定の条件を満たせば、高卒でも大学院に入ることができるので、スキルアップのために、MBA・会計・心理学といった分野にはかなりの割合で社会人大学院生がいます。


Allieの友達もそのひとり。2013年卒業なのに、何で今頃卒業式なのかはよくわからないけど、晴れ舞台を見に行くことにしました。


偉い先生たちが入場してきましたよ。



まるで仮装行列みたいだけど、これがこちらの学者の正装なんですね。偉くなるほど派手。そのままシェークスピアの劇の舞台みたい。




ハリー・ポッターのダンブルドアみたいなおじさんが司会です。



ハリー・ポッターの世界っていうのは、こっちの基準から言うと実は意外と飛躍がないんだな、と思ったりしました。もちろん、空は飛びませんけど。


黒いガウンを着た卒業生が一人ひとり名前を呼ばれて卒業証書をもらいます。先生たちに比べると黒いガウンは地味で、あー、学者として駆け出し的位置づけなのね、というのがよくわかります。




今日の式では、ケアンズ郊外の観光施設、ジャプカイ・アボリジナル・カルチュラル・パーク Tjapukai Aboriginal Cultural Park の創始者でミュージシャンのDavid Hudson が、アボリジニ文化を世界に伝えたその功績をたたえられて、名誉博士号が授与されました。

彼のスピーチは、いきなり、ディジリドゥの演奏で始まりました。オーストラリアならでは感がいいですね。



途中、校長先生のお話に意識が飛びかけたりもしましたが、やっぱり、ところ違えど旅立ちの儀式はいいものですね。


卒業おめでとうっ!!!


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