・・・と、いきなり思いついたみたいに書いてみましたが、実は、キャンベラ(Canberra)行きは、Allieの今度のシドニー旅行のメインイベントでした。

シドニーの人には、「キャンベラ、シドニーから300kmありますけど?」と言われそうですが、オーストラリア最北端のへき地ケアンズに住むAllieにとっては、ざっくりおんなじ方向。

日本の雰囲気で言うと、沖縄に住んでる人が東京行って、そこから日帰り出張で名古屋って感じでしょうか。



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違いは、キャンベラのほうが首都ってこと。そう、オーストラリアの首都はキャンベラ。シドニーじゃないの?っていうのがありがちな間違いですが。

オーストラリア暮らしも長くなってきたので、一度は首都を見てみたかったのと、もうひとつ、あとで紹介するマニアックな目的がありました。

気合い入れて、早朝にシドニーを車で出発です。




しばらくは郊外の住宅街が続きますが、100kmも走るとオーストラリアのハイウェイではすでにおなじみの雰囲気。でも友達が予告していたように、道路はずっと広いですね。シドニーと首都を結ぶ動脈ですからね。




おお、ケアンズではとんと見かけないヒツジちゃんがたくさんいますね。




いい加減そろそろキャンベラでは?というところで景色がぐあーっと開けました。地図でみるとジョージ湖、とあります。ハイウェイからは湖面は見えませんでしたが。




遠くの山には風力発電の風車が立ち並んでいます。あと、30kmほどでキャンベラです。ちなみにここはまだニューサウスウェールズ州の一部。キャンベラはオーストラリア首都特別地域(ACT)という他の州から独立した地域の中に首都として作られた町。とても小さいんですね。




なにやら町らしきものが見えてきました。ちなみにこの日は一日曇り。内陸にあるキャンベラは、ニュースでみると真冬は連日零下ということで、ちょっと警戒してきたAllieですが、幸い秋のしかも温かい時期にあたり、トレーナーを着てちょうどいいくらいの気温でほっ。




おぉ、街路樹が紅葉していますね(⇒ケアンズには紅葉はないのでAllieにはとても珍しい)。ちょっとヨーロッパっぽい雰囲気。




途中立ち寄ったケアセン(Cairns Central)ならぬキャンセン(=Allie命名、Canberra Centre)ショッピングセンターには、マイヤー Myerだけでなくお高級デパートのデイビッド・ジョーンズ David Jonesが。ケアンズの2倍ちょっとの人口(40万人弱)の町ですが、噂に聞く生活水準の高さは本当のようです。




さて、いよいよ、オーストラリアの中心へ。




ちなみに今回友達に借りたナビつきの車で行きましたが大正解。計画都市で整然としてはいるのですが、中心に直径300m以上はある巨大ラウンドアバウトがあって、初めてだと方角がちんぷんかんぷん!!



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さて、ナビ子ちゃんの導く先に国会議事堂のあるキャピタル・ヒル(Capital Hill)が見えてきました。警備が厳しくて一般人は止められちゃうのかも、とドキドキしながら近づきましたが、何の問題もなく、議事堂の地下駐車場にフツーに車をめることができました。

こんなところでオーストラリアのオープンなお国柄を感じます。あとで参加した見学ツアーでわかるのですが、国会議事堂は国民みんなのもので常にオープンであるべき、とう思想が貫かれているんですね。




国会議事堂の正面。おぉ、ニュースでいつも見るやつだ。




テレビだと人工的で安っぽいイメージの建物だったんですが、正面に立ってみると、大きいし結構迫力があります。って、写真じゃやっぱり伝わらないか・・・




ほんの導入のつもりがすっかり長い記事になってしまいましたが、キャンベラ社会科見学は、これから。


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