オーストラリアの移民局(最近名前がかわり、Department of Immigration and Border Protection となりました。)から、手紙がきて、「何ごと?!」と警戒して封筒を開けたら、永住権を取った時にやったアンケートの中間結果とフォローアップ調査の協力のお願いでした。




ってか、そんなアンケートに答えたことすら忘れていたけども。


調査の目的は永住権を取得した人たち(技術独立/スポンサー/家族)の構成とその後の定着ぶりを見ることのようですが、読んでみたら面白かったのでかいつまんで紹介。


まず出身国。インドが20%で圧倒的に多数。次が14%の中国、各7%のフィリピンとイギリス、各5%程度のマレーシア、スリランカ、南アフリカ。これはまあ、実感にあった数字ですかねぇ。中国はケアンズではあまり目立ちませんが、シドニーなどをみれば納得できます。あとは大英帝国の植民地中心で、日本はやっぱり登場しませんねぇ。


永住権取得後の就労状況というのも目を引きました。結果は、ソフトウェア/アプリケーション・プログラマー(4%強)を先頭に、シェフ、看護士、会計士、医師(約3%)の順。これらは、裏を返せば永住権を取りやすい職種、とも言えそうで興味を引きました。


この中で、フルタイムの人の平均年収は$57,000(約550万円)!オーストラリア人の平均年収が$65,000だそうで、これよりは低いものの、田舎町ケアンズからするととても高く感じます。定住先が、ビクトリア州22%、ニューサウスウェールズ州20%と都市部が大多数なのと、ウェスタンオーストラリア州(=たぶん鉱山関係)19%なのが反映されていると思われます。


3分の2が大卒以上で、90%が英語ネイティブか自分の英語力が高いと答えているそうで、近年のオーストラリア政府のより技能をもった移民を受け入れようという方向性がくっきりと反映されています。


これはとりもなおさず競争の激化の証拠でもありますね。


永住権をとったその先に何をするか、が試されているようで、ちょっと気が引き締まりました。最近サボってた英語のブラッシュアップもぼちぼちしないとなぁ。


最新のフォローアップ調査の結果は今後随時こちら にアップされるそうなので、興味があったら覗いてみてください。



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