先週は、突如、パレスチナ自治政府の過激派組織ハマスがイスラエルを攻撃し千人以上の死者を出し、その報復でイスラエルがパレスチナ自治政府のガザ地区を攻撃し、こちらも千人以上の死者を出したと報道されました。
2021年の半ば以来、休戦状態にあったイスラエルとパレスチナの戦闘が突如勃発した事で、世界中で驚きを持って報道されていました。
ウクライナ・ロシアの戦争に続き、新たな戦争が勃発した事で、いよいよ激動の世の中に突入の感があります。
また、地震も起きましたね。
10月7日、アフガニスタン西部ヘラート州で7、マグニチュード(M)6・3の地震が発生し、建物の崩壊等で2000人を超える死者が出ている模様です。
先月、今後は海外で災害が増えると書きましたが、すぐに起きました。
10月に日本の近海の浅い震源地でも地震が2度起き、伊豆諸島等に津波注意報が発令されていましたが、これからは日本列島よりも海外で地震等の大きな災害が起きて行くはずです。南海トラフ地震等、国内の大地震は心配する必要はないです。
その理由は、これまでは世界の雛形である日本に集中的に起きていたのですが、今後は雛形から地球全体に広がって行くはずだからです。
それは、天(宇宙)による人間社会の建て壊しが起こされつつあるからです。2022年2月4日に末法が明けたことによる流れです。
これを知らない人は、世の中が騒がしくなり、今後どうなって行くのだろうと将来不安に駆られるでしょう。
しかし、これはブログを書き出した当初から書いてきたように人間中心文明3000年の総決算であり、天のシナリオでもあるのです。
これを分かっている人は、慌てふためきません。冷静に世の中の動向を直視出来るのです。
これから世界中で起きるのは戦争と災害だけではありません。
人間社会の最終的な建て壊しは、マネー中心主義の世界経済を崩壊させ、弱肉強食の資本主義を終わらせることなのです。
先月、米国も間もなくバブル崩壊するでしょう、と書いたところ、私の想像よりもその早く兆しが出始めました。
米国の長期金利は上がり続け、世界最大の発行残高である米国債は価格下落が続いていましたが、先週は一気に急落し、リーマンショック直前の暴落時に並び、急激マーケットが同様し、株は売られ、商品も売られました。
米国の大手投資銀行や著名投資家等は、米国経済が大きなリセッションに入り、株価も暴落して行く可能性を示唆しだしたのです。
中国のバブル崩壊はすでに進行中で、もう止まることはないでしょう。これからますます中国経済は疲弊して行きどん底に落ち、政治は不安定になって行くでしょう。
さらに世界最大の経済大国であり、マネーの流れの中心である米国経済が崩れ出すと、世界経済は一気に悪化し、世界恐慌に突入する可能性すらあるはずです。
私は、今度の世界のバブル崩壊は、1929年の世界恐慌以上の影響があるのではないかと考えています。
それは、当時よりもマネーの規模が全く比較にならないくらい大きくなっているからです。
それと、金本位制ではなくなっているため、米国が経済崩壊すると世界中でドルを中心としたマネーが一気に収縮すると考えられるからです。
1980年代後半から1990年代前半は日本が世界経済をけん引し、その後は中国と米国が大きく世界経済を膨張させてきました。東南アジアやアフリカなどの経済発展も巻き込み、日本を除く多くの国の経済が急拡大したのです。これも日本が世界の雛形だからです。
まずは日本で、次は世界で起きるのです。
これから世界経済を引っ張るような国が米国、中国以外に出てくるでしょうか?
Noです。
これから世界のバブルは徹底的にはじけます。落ち着くには少なくとも10年かかるでしょう。
その時、人間社会の建て壊しから建て直しに入るのだと考えられます。
これは必然の流れであり、人間の価値観が大きく転換する人類史上最大級の出来事になると考えています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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