恥母の記憶が迷走した日あたしは母を見下した自分の母であることを恥じた母が老いた日あたしは母を見下した母から産まれたことを恥じたやがて自分も老いることを忘れて母の存在を否定したこんなあたしを知ったら息子はどう思うだろうこんなあたしを息子はきっと恥じるだろう・・・