戸を開けて

真っ暗な

部屋の

電気をつける


きみが

まだ居るようで…



夕飯を

間違えて

二人分つくる



外は

雨…


せつない心が


また

胸の奥を

締めつける


箸を止めて

ベッドへ

倒れ込む


たわいない喧嘩で

大切なものを

失った…


やり切れない

思いに

独り

涙をこぼす


また

明け方まで・・・