突然ですが、引っ越しました。
場所は世界遺産、エルサレム旧市街の某所です。



(夜の旧市街。大好きな風景です。)

3階建ての石造りのおうちの半地下に、新居を構えました。
2階と3階に、大家さん一家が住んでいます。
皆さん、とってもいいひとたちです。


(まるで洞窟。)

外はとっても暑いのですが、部屋の中は涼しく、空気がしっとりしてます。
石造りの家は、昔のひとの知恵なんだなぁ。

このゴツゴツした石たちは、一体いつからここにいるんだろう。
この部屋では、一体どんな人たちが暮らしを送ってきたんだろう。
想像するのも楽しいお部屋です。
シャワーも熱いお湯が出るし。(←今まで10日間、水シャワーだった)

ですが、夜の買い物から戻ってきたら、同居人がいました。

サルスール。
(アラビア語で「ゴ◯ブリ」のこと)

しかもパンの袋の上に。かなり立派な大きさの茶羽系サルスール。
おぉ…きみもいたのか…。家賃は払っているのかい…?

共存するか、強者として君臨するか。
彼(?)の長い立派な触覚を眺めながら1分ほど悩みましたが、
結果として、古典的ですが、ビーチサンダルで一撃を入れさせていただきました。
日本のよりのんびりしたサルスールでした。きみもアラブなんだな。

さて、更なる問題は、部屋にほぼ日光が入らず真っ暗なことです。
「あとでちっちゃい電気を買ってきてあげるから!」と言う大家のおじちゃん。
シャワーから戻ってきたら、早速テーブルの上に置いてありました。
皆さんお仕事はやい!


(写真)

ん? もしやこれは、そのままコンセントに差すんですかね?

差してみました。


(写真)

赤い。一気にアダルトな雰囲気になりました。

試しにメインの電気を消したら、稲川淳二が出てきそうなお部屋になったので、
当面のところはだんなくんがくれたライトでしのごうと思います。

そういうわけで、私は元気です。
初日から楽しいエルサレム旧市街からお送りしました。