テレキャスタ-8 / ギター・マガジン2008年1月号 | おんがく・えとせとら

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 最新号のギター・マガジンにテレキャスター特集が。大々的な特集はムック以外では初めて? 変化の少ない機種なので,特集しづらいんでしょうかね。

 今回,珍種として,ピックガード下のボディをザグってある67年製通称「スマグラー」が紹介されてます。初めて見ましたが,ピックガードを叩いてポコポコ大きな音がすると怪しいかも。一度叩いてみましょう。

smuggler

 ネットで探してみると,アメリカの某楽器店に同じものがありました。(SOLD!) メイプル指板ですが,同じく67年製。ヘッドのFenderロゴはトランジョンタイプてす。これはザグリを見せるため透明ピックガードに交換されてる。
 smugglerは密輸業者の意。麻薬とか禁輸動物とかを隠して運ぶための穴? 税関を通る時,密輸してないよと潔白を証明するにはこの方がいいかもしれません。でも。理科室の解剖人体みたいでちょっとイヤですね。やっぱり秘密の部分は隠してないと。

 現行商品の紹介記事では,なぜか主力の'52ヴィンテージが紹介されてませんが,これは現在,日本限定商品らしいです。ヴィンテージ・マニアが多いからかな?

 あと余談ですが,1月号「Vintage Guitar Cafe」では偶然にも,12月10日のツェッペリン再結成ライブでも使われてたES-350Tが紹介されています。ただし,PAF付きサンバーストのヤツですが。
 この企画も,増刊号あたりでは実際に音が聴けるよう,CDかDVDが付属してるといいと思うんやけど。