バイヤーデビュー 安井英樹 | Centotrenta 代表 加藤いさおのBLOG                        
今日のアクセス46万件・・・・・・

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本当に様々な所でシェアしていただいているみたいで

友人知人から
「俺の 私の 知人がシェアしてたよ」と
私と直接繋がりの無い方や
取引先の
メーカーさんや
プレスの方まで



そういう共感してくださる皆様がまた
広めて下さり
この数字になったんだと思います

原型は私が書いたものですが
ここで
また皆さんが考えを加え
また新たな文に変わっています
ゆえにこの記事は皆様のものでもあります

沢山のメッセージも本当にありがとうございました

読者にならせてくださいというメッセージも沢山頂戴しましたが

昔のBLOGを読んでいただければわかるように
ふざけた内容が多いので
本当にガッカリなさると思います

またお暇な時時間つぶしに読んで下さると幸いです。

さて
先日
うちの安井英樹が バイヤーという世界に一歩足を踏み入れました


昔 専門学校の非常勤講師を頼まれ
初日に
「なにになりたいの?」と聞くと
「バイヤー」が圧倒的に多かった

「どうしたらなれるんですか?」
と聞かれます

店に置く服を買えばバイヤーと名乗れます
ただ
現場を長年体験して
ようやくバイイングを任された時
「自分の好きなモノと買うモノは違う」という壁に必ずぶち当たります


だからこそ「現場人」という仕事が何事にも基本になります
MD VMD スーパーバイザー etc・・・・
ここにいくまでにも
「現場」を体験 経験している人としていない人とは
必ず差が生まれます
「仕事何してんの?」
「ン?俺?バイヤーやけど洋服の」と
イキッテ

名乗ったもん勝ちです
でもそんなもんは何のステータスにもなりません笑
「買いの苦しみ」
これにどう気づき 耐えてゆくか?

安井に言いました
店頭と逆で
「売るより買うほうが難しい」

その意味は自分で体験 経験するしかないと

私が初めてヨーロッパに飛んだのはもう10数年前

当時の私も「バイヤー」と名乗れることに優越感を持っていました

蓋をあけると

「しんど~~~~~~~~~いっ」

特に海外は石畳 ひろ~~~いメッセ会場で丸一日歩き

言葉も人種も違う方々と
交渉し
写真を撮り
その場で恥ずかしげもなく着替え
また次のショウルームや会場へ・・・・・・
時差ボケと戦いながら
約2週間 
そのなかでも
オーダーするブランド 数件

「このアイテムを買わなあかん」という使命感から
無理やり買って大コケしたり
オーダーしたのに届かなかったり
本当にこの10数年色々頭打ちました

それだけ「買う」という行為はこんなに難しいんだと
思考も変わってゆきました
「はよ選ばな」と
奴の緊張感も伝わってきました
「迷うくらいならオーダーするな」
これ鉄則

そんなイキッタ事言うてても
ご飯屋さんでめっちゃ悩んでしまう
オレッテイッタイ・・・・・・・・・

ずっと1人でやってきたこと
これからは

彼らがどう育ち
どう「買う事に苦しむか」
ちょっと引いたところでも見守り続けたいと思い・・・・・・・・・・鱒