時間が押しているにもかかわらず、40kmなら余裕だね〜とあまり焦りのない我々2人は電車と共にのんびり進みます。天気も良かったからなおさらです。

 

 

国道から一本入ると心和むどこかで見たことがあるような景色、やっぱりツーリングはこうでなくっちゃね!なんてウキウキ走っていたものですから、その手の道の写真を撮ることをすっかり忘れてしまっていました。

 

 

のんびり走りながらも、まず目指すは道中の丁度中間にある人造湖の高滝湖。高滝駅を囲むようにある湖で、ここで昼食を取る予定なのですが方々での寄り道のせいなのかこれがなかなか着かない(-。-;

 

小腹も空いたので上総川間駅でティータイムにすることにしました。

 

 

駅舎の中に自転車を入れるのはどうなんだ?って感じですが外は置くところがないんです。

 

 

真平くんの持ってきたミルでコーヒー豆を挽いて、五井で買っておいた市原アンパンに舌鼓。こういった時のこのすこしの手間って贅沢ですよね、ほんと旨く感じました!

 

 

咎められるんじゃないかとティータイム中に停車した電車にはビビりましたが、何事もなくすんでよかったです(笑)

車掌さんが女性でちょっと意外でしたが、そう言へば帰りに乗った小湊鉄道も女性だったような . . . . 。

 

 

上総川間駅のまっすぐ伸びた線路沿いも例外なく菜の花で溢れていました。あまり考えずに時期を選びましたが3月下旬の小湊鉄道沿いにはまた来てみたいですね。4月上旬なら桜も一緒に楽しめるみたいです。

 

 

上総川間駅から高滝湖の間にあった神社は、畑の中にポコっとあって異彩をはなっていました。鎮守の杜とか言われそうな佇まいです。

今回のツーリングで驚いた事の一つが神社の多さ。えっまた、またって感じに鳥居が見えるんです。神社が多い地域って何か理由があるのかもしれませんね。

 

こんな感じで国道から一本入るだけで思いがけない風景に出会えるのは自転車ツーリングならではです!

 

 

 

う〜〜ん、濃いじゃなくて、旨い!男2人だとこんな写真になってしまいますが、ようやく到着した高滝湖の蕎麦屋で遅めのランチにありつきました。

やはりまずはスカッとビールですね!こういう時はいいんです、ビール飲んでも(笑)

 

 

 

私は鴨南蛮そば、真平くんは天丼とざるのセットです。

小湊鉄道沿いは景色もよく走って楽しいのですが、食事を取るところに事欠くのが難点ですね。

その土地での食事は自転車ツーリングの醍醐味の一つだと思いますが、何より自分の力で走っていくってのが輪をかけて食事を楽しいものにしてくれます。車でピューっと来たのとはやっぱり味が全然違うんじゃないかと思うんですよね〜。

 

あ〜〜〜あまりにお腹が空いていて、高滝湖の写真は撮り忘れました(笑)

 

 

蕎麦屋を出た頃から雲行きが怪しく、時間も押して来ていたのでちょっと飛ばして先を急ぐことにしました。

今回のツーリングのクライマックス!飯給駅から月崎駅の間にある手彫りのトンネル三連発です!

 

 

もちろん国道からそれた山(ヤブ⁇)の中の道で舗装されていないところもあり、道自体なんかオッカナイんですよね〜、トンネルも見ての通り。このトンネル抜けたら違う時代にタイムスリップ!なんて事があったとしても私は疑いませんし、車もすれ違えません!

 


こんなところまだあるんですね〜。千葉にはまだ他にも素掘りのトンネルが幾つも残っているみたいなので、全トンネルを制覇すべくコースを決めるのも悪くないですよね!

 

 

 

トンネルを抜けてすぐにあるのが月崎駅。森ラジオという放送局がある駅で結構有名?みたいです。少しゆっくりしたかったのですが時間も押していて、駄目押しで小雨も降り出したので先を急ぎました。

 

 

どのくらい急いだってこんな感じ。すぐにでも前を走る車に追いつきそうな勢いでした(笑)

 

 

急ぎながらも養老川の近くの丘の上の小学校跡にはちょっと寄ってみました。中には入れませんが今は別の事に使っているみたいです。

それにしても、色といい木の質感といい溶け込むようにそこにあるのが素晴らしいです。

 

 

菜の花畑を右手に見ながら、次のT字路を右に入ると目的地の養老渓谷駅です。天気良かったら最高だったんじゃと思うと来年のリベンジに心が燃えますね!

 

 

という事で、午後4時に養老渓谷駅に到着しました。

足湯は時間の関係で入れず、駅前の店で買った麹から作りました的な甘酒は甘みもなくかなり微妙な味で残念が重なりましたが、安全に自転車旅を終えられたという事でよしとしました。

 

 

五井駅行き、5時を逃すと次は何時なんだ!と言うコトで慌てて輪行袋に自転車を詰め小湊鉄道からの車窓を楽しみに電車を待ちました。

 

 

 

う〜ん、そう言えば街灯ってなかったかな〜と改めて考えるほどに真っ暗で外は何も見えず、アゴは大丈夫なのか?と脚よりアゴの心配をしたほうがいいと言うくらいしゃべりまくってる真平くんを横目に眠りにつきました(笑)

 

それにしても思っている以上に距離進めないものですね。ゆったりと景色を眺めて、気になったところを巡りながらだと30kmがいいところかな?

次の旅では時間にゆとりを持って臨みたい!それが今回の教訓です!