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一代限りの繁栄
2015-10-02 22:45:50
元二世として、ふと思い出したように思う。
私が生まれてから出会ってきた二世たちはみんな元気にやっているのかな？と
同じ世代は皆30過ぎ。殆どは連絡取り合っていないけれど、時々聞く風の便りから、みんな教会に縛られず自由に生きている人が殆どのようです。
教会で得た縁を大事にして結婚して子供もできている人達も結構知っていますが、
その人達は教会とは程よい距離を置いて、厳しい社会を生き、子育てをしています。
親の経済力はゼロ、社会を生き抜く知恵も親は持っていません。子供は自分の力で生きていきます。余裕なんてどこにもありません。
進学費用も結婚式も新居も出産費用、子供のおもちゃも、全て自分達で賄います。
また、反対にこの世代は独身者もかなり多いです。自分は結婚に向いていないと思う二世達は、結婚せず独身のままでいいと思っています。
いずれにしても、
二世達は教会に繋がっていても、教会に支配されません。
教会に支配された人生がどれだけの不幸を生むか、身をもって体験しているので、重要な分岐点に来ると本能的に教会の言葉を疑い、裏の事情を知ろうとします。
また、その二世達の子供、教会でいう三世達は、更に教会に縛られません。自由恋愛を推奨する二世の親もいる程です。子供が自分で決めて人生を選択するなら、親として反対できないと考えるからです。
自分達の経験上、神の血統を守るんだとがんじがらめにされ、思春期を過ごした暗い思い出にしかならなかったからです。
やはり、人間として生まれたからには、神の奴隷になるよりも人間としての喜びを知って欲しいと思います。
いま高齢者となっている一世達で、統一教会は終わりです。一代限りです。
二世達からはいまある施設を維持する為の献金すら引き出すことはできませんよ。
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