前回記事でご紹介した私のCDにたくさんのご注文を頂き、本当にありがとうございました!
お届けするや否や、早速CDを聴きながら実況感想をメールして下さったり、何度も何度も繰り返し丁寧に聴いて長文の感想を送って来て下さったり、もう~~嬉しい限りです♪

~まだこれからご注文をお考えの方へ~

思いがけずたくさんのご注文を頂いた為、実はCDジャケットが残り僅かになっています(CD自体はまだ十分にあるのですが)。友人が追加製作中ですが、手作りジャケットなので量産が出来ず、ご注文後、暫くお待ち頂く事になるかもしれません(今現在、手元に残っている分はすぐに発送できますが)。お早めにどうぞ~!





さて、先日の青島の記事の続き、立派なガラス温室の中で撮った亜熱帯の花々をお届けします。
なお、どの花にも名前が書かれていたのですが、殆ど見落としわかりません(例の酔っ払いの木に夢中だったので温室はいい加減(笑))。












これも名前はわかりませんが楽しそうな花。グロリオーサの仲間でしょうか?
すぐ横にはマンゴーの木もあり、少し花も咲いていましたが、マンゴーばっかりは、マンゴー世界一のおじさんの元で全てを見尽くしているので、
「花芽が弱いし少ないね~、肥料が足らんね~」
とか言いながら、プロっぽい目で見学(笑)
とは言え、私たち以外に誰も居なかったのですが。

おじさんのマンゴーは、第1弾は花も終わって実がこぶし大になっています。収穫は4月中過ぎから、ちょうどゴールデンウィークには最盛期でしょう。第2弾は花真っ盛り。今年はライチやリュウガンの木も完全復活、たくさん開花し順調です。
マンゴー&ライチ便りは、またお知らせします。











ブーゲンビリア、白い花は珍しいですね。
誰が決めたのか、数年前から宮崎空港は宮崎ブーゲンビリア空港と言う名称になっています。県民も知らないうちにいつの間に!宮崎とブーゲンビリア、それほど結びつかない気がしますが。
どうせならばマンゴー空港にして欲しかった私ですが、ブーゲンビリアに罪はありません。
青島の温室には、色とりどりのブーゲンビリアが溢れるように咲いていて素敵でした。











これは極楽鳥花でしょうか?宮崎ではよく見掛ける極楽鳥花はオレンジ色をしていますから、それよりも赤いですが。
完全に開くと翔んでいる鳥のように見えて面白い花ですよね。













こちらは温室に入ってすぐの所に咲いていました。よく見掛ける赤と白もありましたが、紫色は珍しいですよね。赤や白は長く伸びた花芯(?)が黄緑色ですが、紫色のは全て紫色。蝋のような質感も相まって、ちょっと作り物のようにも見えて不思議な感じでした。












赤の方が原種に近いのか優勢。
花も去ることながら、色々な葉っぱも楽しいですね。










この面白い花はなんと言う名前だっけなぁ?極楽鳥花と同じく、民家の庭先や街角など、結構どこそこで見掛けるので、耐寒性があるのでしょう。もっとも、南国宮崎では庭にバナナや木のような大型サボテンがあるお宅も多いので、それだけ暖かいと言うことですが。

後ろに見えているのは赤・ピンク・白のポインセチアの一団。











またまた名前のわからない黄色い花(繰り返しますが、どの植物にも名札がちゃんと付けられています(笑))。

手入れの行き届いた植物が元気いっぱいに生い茂り、亜熱帯のジャングル風になっています。パリの植物園のガラス温室を見てはジャングルやサバンナの絵を描いていたアンリ・ルソーを思い浮かべました。

冬場のガラス温室は取り分け楽しいです。特にこの花の方の温室は、なんと2階まであり見応えがあります(一方、トロピカルフルーツ専門の方の温室は、マンゴー、ライチ、パイナップル、グアバ、コーヒー等などがありますが、果樹ばかりで花は一切なく地味で、生い茂る木々で薄暗いので写真撮影も難しく、マニア向き)。

これほどの手入れと、相当な額になるはずの温室の重油代はいったい誰が出しているのか要らぬ心配をしますが、せっかく見学無料なのですから、もっと多くの人が来るとイイのになぁと思います。

先日、青島に詳しい方から聞いた話ですが、青島全体を被い尽くしているビロウの木の葉っぱは、2~30年前まで毎年、皇室に献上されていたそうです。ビロウの葉の先を切り揃えると、何とも優雅な扇子になるのです!それを何かの儀式の時に使われていたとか。
お話しして下さった方にビロウ扇子をお借りしてみましたが、見た目の優雅さだけでなく、その風も驚くほど柔らかく心地よいのです。青島が特別に神聖な力を持つ理由をまた1つ発見した気がしました。と同時に、今度また青島に行く時は、強風が吹いた翌日に行き、落ちたビロウの葉っぱを拾って来てビロウ扇子を作ろうと決めた私です。